自閉症の人は「視覚優位」とよく言われます。
画像で記憶する特徴を生かして、
絵カードを使用したり、「構造化」で空間や手順をわかりやすく視覚的に示すことが、事業所などでも取り入れられるようになりました。
実はそれは、「普通の人」にとっても便利。
だから、施設や家の環境整備やコミュニケーションの手段としてどんどん広がればいいな、と思っています。
それによって「自由」がしばられない範囲で。
でも。そうちゃんって、ほんとに視覚優位なんだろうか?それだけかな?
そんなぼんやりとした疑問が、この本を読んですっきりしました。
「自閉症の脳を読み解く」
〜どのように考え、感じているのか
テンプル・グランディン、リチャード・パネク著
NHK出版
この本に書いてあったのは、「自閉症脳の思考タイプには、大きく分けて3種類ある」ということ。
それは、この3つ。
・画像で考える人
・パターンで考える人
・言語、事実で考える人
読んでみて、そうちゃんは「パターンで考える人」に当てはまると思った。
何事にもパターンを見つけるのが得意。
何曜日にかーちゃんが焼きそばを作ることが多いか、彼は私よりもよく把握している。
帰宅後すぐに「焼きそば!」とか「今日はお刺身だよぉ?」と言って、実際当たってることがよくある。
本によると、「パターンで考える人」は「音楽的才能がある人が多い」らしい。
うん。環境もあるかもだけど、そうちゃんは、音楽が好きだ。かなり。
今日の午前中はカラオケに行きました。
何を歌うかは、そうちゃんが指定してくる。
前に来た時歌ったものを、ほぼ順番どおり覚えている。
「前回と全く同じ」がそうちゃんにとっての、安心であり、楽しみ。
(でも、わざと親の十八番挟んだりしてパターンを変える。変化への対応もある程度できた方が便利だから。)
午後はヘルパーさんとお散歩。
この担当さんと出掛けるときは、ここ数回ほぼ「サイゼリヤまでお散歩」コース。
(全行程10キロ越え。ヘルパーさんの体力に脱帽!)
数ヶ月空いても、覚えている。
うん。
パターンだな。
そうちゃんのカギは。
そんな気もしてたけど、本に書いてあったことを読んで、より納得できた。
本には、こう書いてある。
「診断名にとらわれず、強みを見つけて活躍の場を切り開こう」
ちょっと読みにくい本で、どちらかというと知的に高い自閉症者の話が中心だけど、
当事者が書いているだけあってとても参考になりました。
画像で記憶する特徴を生かして、
絵カードを使用したり、「構造化」で空間や手順をわかりやすく視覚的に示すことが、事業所などでも取り入れられるようになりました。
実はそれは、「普通の人」にとっても便利。
だから、施設や家の環境整備やコミュニケーションの手段としてどんどん広がればいいな、と思っています。
それによって「自由」がしばられない範囲で。
でも。そうちゃんって、ほんとに視覚優位なんだろうか?それだけかな?
そんなぼんやりとした疑問が、この本を読んですっきりしました。
「自閉症の脳を読み解く」
〜どのように考え、感じているのか
テンプル・グランディン、リチャード・パネク著
NHK出版
この本に書いてあったのは、「自閉症脳の思考タイプには、大きく分けて3種類ある」ということ。
それは、この3つ。
・画像で考える人
・パターンで考える人
・言語、事実で考える人
読んでみて、そうちゃんは「パターンで考える人」に当てはまると思った。
何事にもパターンを見つけるのが得意。
何曜日にかーちゃんが焼きそばを作ることが多いか、彼は私よりもよく把握している。
帰宅後すぐに「焼きそば!」とか「今日はお刺身だよぉ?」と言って、実際当たってることがよくある。
本によると、「パターンで考える人」は「音楽的才能がある人が多い」らしい。
うん。環境もあるかもだけど、そうちゃんは、音楽が好きだ。かなり。
今日の午前中はカラオケに行きました。
何を歌うかは、そうちゃんが指定してくる。
前に来た時歌ったものを、ほぼ順番どおり覚えている。
「前回と全く同じ」がそうちゃんにとっての、安心であり、楽しみ。
(でも、わざと親の十八番挟んだりしてパターンを変える。変化への対応もある程度できた方が便利だから。)
午後はヘルパーさんとお散歩。
この担当さんと出掛けるときは、ここ数回ほぼ「サイゼリヤまでお散歩」コース。
(全行程10キロ越え。ヘルパーさんの体力に脱帽!)
数ヶ月空いても、覚えている。
うん。
パターンだな。
そうちゃんのカギは。
そんな気もしてたけど、本に書いてあったことを読んで、より納得できた。
本には、こう書いてある。
「診断名にとらわれず、強みを見つけて活躍の場を切り開こう」
ちょっと読みにくい本で、どちらかというと知的に高い自閉症者の話が中心だけど、
当事者が書いているだけあってとても参考になりました。