かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

絵本を読む、という奇跡

2018年10月21日 20時18分51秒 | みゆみゆとの生活
3年くらい前に買って、それからずっと本棚にしまいっぱなしだった絵本。
突然そうちゃんの目に止まり、日の目を見ることに。


とうふこぞう。

妖怪がいっぱい出てくる絵本です。
最後はまさかのダジャレ落ち。
昨日私が読んであげたら気に入ったみたい。
「今日はそうちゃんが読んで」と言ってみたら、読み始めました。



一生懸命指さししながら読んでいる。
間違えるしたどたどしいけど、しっかり発音してる。

私が読み聞かせたときは、後半は飽きたのか全然違う方向を見ていましたが、
さすがに自分で読むときは集中してる。
たまに関連した独り言を挟みながらも、最後まで読みきりました。
そのあとも父ちゃんの読み聞かせを挟んで2回読んだよ。

すごい!
こんな日が来るなんて。
奇跡。

思えばみゆみゆが2歳~3歳の時は、毎晩何十冊も絵本を読むのに付き合ってたっけ。
そうちゃんが本好きになる日は来ないかも、と思ってたけど、
キターーー!!(たぶん。)

本好きで、音楽好き。
やっぱりうちの子ね、そうちゃん。

棚には、もっと簡単な1、2歳児向け絵本もたくさんある。
アンパンマンとかのキャラクター絵本もあるし。
なのに突然「とうふこぞう」3連チャンだなんて、個性的でステキ。
しぶいわ。

おそらくしばらくは「とうふこぞう」漬けだな。
任せといて。みゆみゆに鍛えられたからね。
とんだけでも付き合うよ。