かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

めだかとそうちゃん

2019年09月19日 18時25分26秒 | みゆみゆとの生活
おはよう、君たち。

そういって近づくと、スイスイと水面に来てくれる。
かわいいメダカちゃん達。
親3匹と子8匹で、秋を迎えています。

メダカちゃん、せっせと世話をしているのは私だけで、他の家族はびっくりするほど興味がない。
「赤ちゃん生まれたよ。ほらほら、見て。」と促しても、
みゆみゆも夫も「へー」というだけでチラッとも見ない。

そもそもは、魚に一切興味がないそうちゃんのために飼い始めた。
エサをやったりするうちに、めだかを見るようにならないだろうか。
そして、名古屋港水族館での滞在時間が伸びないだろうか・・・。
そうちゃんは水族館に行っても一直線に「シアター」に向かい、映像を見ることだけが楽しみなのです。

「おさかなきれいだなー」って目で追えるようになればいいな。
そんな淡い期待を抱いていたのですが・・・。
やはり興味ないものは興味ないっ。
飼い始めた初めの頃に、水槽の水でジャブジャブって手を洗ったのが唯一の関わりで。
「そうちゃん、めだかさんかわいいよ」と声を掛けると、
「めだかさんかわいいよ」
あさっての方向を見たまま、あいまいなおうむ返し。
余談だけど、本人が全く意味がわからず言葉だけをおうむ返ししてる時は、つぶやくような低い声で発音もはっきりしません。
だめだこりゃ。

というわけで、家族に共感してもらうことはあきらめ、かーちゃん単独でめだか飼育しております。
ツイツイと泳ぐ姿、癒される。