かーちゃんはつらいよ

施設入所した18歳そうちゃん(自閉症、最重度知的障害、強度行動障害、てんかん)のかーちゃんが書く雑記。

ぶつかり稽古

2020年09月04日 23時47分30秒 | みゆみゆとの生活
そうちゃん、全体的には落ち着いてきた感じがあって、表情もだいぶ良くなった。
「みかん たべる」と冷蔵庫を開けても、「みかんは明日の朝ね。今はゼリーだけにしよう」と言えば、我慢できる。
自身でのコントロールが可能になっている。
よいねよいね。
ともかくかーちゃんとしては、ニコニコご機嫌にしてくれる時間があることがとても嬉しい。
調子悪い時って、切羽詰まったような追い詰められてるような顔してるから。

とはいえダッシュは健在。
特に晩ごはん中が大変。 
今日も何度も体全体で止めたよ。
まさにぶつかり稽古のように。
取り押さえながら「どこ行くの?」と聞けば、「キウイたべるよ?」「おにぎりせんべい かいにいくよ?」とハッキリ。
スーパーまで走ろうとしているらしい。

こんな風に、パニックの日々の後に悪いパターンがしばらく続くことって割とよくある。
強烈な香水の残り香みたいなもんだね。
ドルチェ&ガッバーナではないけど(笑)
突然に見える行動は、フラッシュバックがかげにあったりもする。

なんだか難しいね。





ピークは過ぎたか?

2020年09月02日 22時25分50秒 | みゆみゆとの生活
いや、1日や2日で判断はできないと思うけど。
今日のそうちゃんはとても穏やかで。
9月になったし。ピークは過ぎたかな。
このまま徐々に落ち着いて行くんじゃないかと。
希望的観測をしている。

そしてきっと、11月に予約してあるレスパイト入院の頃には、「すっかりおとなしいそうちゃん」となるんだろう。
入院時診察でドクターに「夏の事件簿」を語りながら懐かしく思うんだ。
という、
希望的観測(笑)。

「そういえばこの夏花火してない」と先日花火をしたとこですが。
今日は晩ごはん途中に急に「今年まだかき氷食べてない」と思い立って、強烈にかき氷食べたくなった。

実はうちにかき氷機はあるのだけど、そうちゃんが欲しがって際限なく食べたがり、パニックの元になってしまうので、使ってなかった。
夫がそうちゃんとお風呂に入ってくれている間に、みゆみゆを誘う。
「ねー。かき氷食べたくなーい?」
「食べたい!けど、シロップもないし今からなんて無理でしょ。」
「いやー、なんとかなるって。多分。」
というわけで、急きょかき氷を押し入れ奥から引っ張り出してきた。
シロップは、ブルーベリージャムに水とハチミツを混ぜたもの(チンして冷やす)に、プレーンヨーグルトを足してみた。

幸いそうちゃんはおとなしく、お風呂も長く入っててくれた。
氷をガリガリ削ってブルーベリーヨーグルトを掛け、混ぜて食べる。
美味しい。それに、ボカボカした身体が冷えて一石二鳥。
お風呂の気配に耳を澄ませながら、みゆみゆと2人、あっという間に完食しました。

簡単。エコ。
またやろう。
イチゴジャムも買ってこようかな。

頓服の相談

2020年09月01日 20時28分22秒 | みゆみゆとの生活
大学病院へピューンと行ってきました。
高速道路走行中にそうちゃんが不穏になったらどうしようかと不安だったので、ベルトを補強しました。
下から抜けられないように股ベルトを追加。
また写真撮ったらアップしますね。

今日は精神科受診。相変わらず待合室は人であふれている。
ざっと30人弱というところか。
待つことを覚悟して座る。
15分ほど待ったところで、そうちゃんの声が大きくなり出した。
甲高い裏声での独り言。隣町のショッピングモールの名前を連呼している。
誰もじろじろ見てくる人はいないけど、この甲高い声が苦手な人もいるだろうなと身が縮む思いがする。

そこで名前を呼ばれた。
お、早い。
ダンディ教授、どうやらそうちゃんの声を聞きつけて順番を繰り上げてくれたらしい。

自らカルテの束を抱えて患者さんを次々と呼び込む先生。
この病院は基本的に受付でもらうミニタブレットが振動して呼ばれるハイテク方式なのだけれど、精神科だけがアナログに名前で呼ばれているのは、こんな事情もあるのね。
診察を怖がって泣き叫ぶ子も、来てすぐに先生が手招きして診察室に入れていた。
前に、廊下で発作を起こしていた方は、すぐにストレッチャーで中へ運ばれていった。
精神科の中でもてんかんを主に診ている曜日なので、児童精神科に比べればスピード感がある。

で、ダンディ教授。
「今日来てたのかー。気付かなくて待たせちゃったね。」
そうちゃんに話しかけてくれる。
続けて、「最初からその声出してくれたら、すぐに呼んであげたのに。」
茶目っ気たっぷりに笑ってくれた。 
…惚れてまうやろ。
「いえ、先生、おとなしいうちはちゃんと待てるんで大丈夫です。ありがとうございます。」恐縮する私。

診察室では、「その後どうですか?」と聞かれ、
「落ち着いたとは言えない状況です。」と答える。
お盆休みに大暴れしたときのことを話したら、
「それは大変だったねぇ」とまっすぐこちらを見ながら頷いてくれた。
「そのときリスパダール液1ミリを飲ませたんですけど、それで良かったですか?そういうどうしようもない時、何を飲ませればいいかと思って。」そう質問すると、丁寧に説明してくれた。

「リスパダールかセロクエルか、まあどっちも似たようなもんだけど。
 そういうときは、錠剤はうまく飲めなかったり吐き出したりするから、液の方がいいね。
 他にもいくつか出しておこうか。どれも同じような作用だけど、どれが効くかは人によるから。
 よほどの時は試してみて。
 水がなくても飲める『口腔内崩壊錠』を2種類出しておくね。」

出た薬は、「ジプレキサ」と「シクレスト」。いずれも口の中で溶けるタイプのものです。
どこでも飲めることと、口腔粘膜からも吸収されるために効きが早いことが利点です。
これを使わなくてもいい日々だといいのだけどね。
ちなみにセロクエルは引き続き1日4回飲ませることになりました。

受診が終わると学校へ。
引き渡す時に担任の先生が最近の学校での様子を教えてくれました。
よく見ていてくれるなーと思います。
「ですよねー」の応酬に信頼感増し増し。

去年とは全然違いますよねー。そうですよねー。
顔がくもってることが多いんですよねー。そう思います。
自主登校中の方がリラックスできてましたよねー。ですよねー。
春先までのそうちゃんに戻ってきてほしいです。ほんとですねー。

みんながそうちゃんを心配してくれてるんだな。
私一人で頑張ってるわけじゃないと思える、病院受診と学校送りでした。