事故は想定外の時起こる。どこでも安全対策を採っているが、それがいつも想定内の場合だ。事故は想定外で起こるもの。私は常々そう思っている。 だから、安全対策で大切なことは想定外をどう予測するかだと思う。
転んで足をけがをしたとする。そのことを想定していれば、歩き方を考えるだろうし、そこに近づかないことも考えるだろう。しかし、どっこい、事故は想定外で起こってしまう。
今回の震災もまさか、あんな大きな津波が来るとは予想をしていなかった。地震ですら、マグネチュード9という数字は想定外だったろうと思う。多分中電原発もこの地震と大きな津波は想定していないだろう。想定内での安全対策もこれを超えるともうお手上げである。想定値を今後は格段上げてかからないといけない。
冷却の非常用電源をどう確保していたか定かではないが、どうも、電力会社の電気で融通していたらしい。ここもおかしな話だ。
それから、前から言っていることだが、デジタルテレビは電気がなければ見ることはできない。だから、その予算の少しでも、是非、ラジオを充実してほしいと前からNHKにお願いしている。ラジオの良さをもっとみなおして欲しい。