震災6年7月6日
和紙の原料というとコウゾ、ミツマタといわれています。昔から、日本ではお札などにも使用されてきました。日本の紙です。
その中のコウゾの繊維を使って、野菜を支柱に縛ることにしました。野山に行くと、左右非対称の下の様な葉っぱが見られます。それがコウゾです。桑の葉にそっくりです。枝を折ろうとするとなかなか折れません。繊維が強くて折れないのです。
それを使うと縛り紐の代わりになり、野菜を支柱に縛るのにちょうどいい物になります。ですので、私は昔から、余裕があるときには野山に行ってそれを採って来て、干し柿を作ったりして使ってきました。
今回は、キュウリを支柱に縛るためにそれを使ってみました。有機物ですので、自然に腐り、とても環境に優しくなりました。やはり、自然のものはいいですね。使っていると心も落ち着きます。自然と一体感があります。
今までは針金が中に入っていた市販物を使っていましたが、コウゾの繊維の物は自然と溶け合います。
茎をはがしたコウゾの繊維です。和紙の原料だけあって、手で切ってもなかなか切れません。
コウゾを使って縛ってみました。茶色が周りと合いますね。下にある緑の紐は市販品です。