コロナ2年10月18日
この時季になると、山柿は紅葉し始め、その一部は鮮やかに紅葉したまままっしぐらに落下し地面に横たわっていることがよくあります。まさに
朽ちてなお
落ち葉光彩を放つ
柿の葉の一葉ですが、こうも美しいかと一人で感心しています。まさに、自然の妙とでも言いましょうか、そんな感さえ抱かせます。
この燃えるような紅が落ち葉だなんて思えません。
案外、樋口一葉の名前はこの辺から来たのかもしれない。
朽ちてなお
異彩を放つ
落ち葉かな
✳︎ 樋口一葉というのはペンネームですが、一葉の「葉」は、葦の葉のことでした。


