コロナ2年2月8日
昨年度は年初からコロナの話で世界は右往左往の1年でした。私は大きな出来事があると、その影響力に鑑み自分なりに年号を変えて、自分を引き締めてやってきました。
2011年に起きた東日本大震災も私に大きな影響を与えました。あの考えられない大きな津波がこれでもかと、テレビ画面に襲い掛かって来たのです。スマトラ沖の津波も大きかったのですが、それ以上のスケールで襲ってきたのです。
今まで、私たちの団塊世代は所得倍増計画の高度成長経済の中でその恩恵を受けたり、行き過ぎたバブルを経験したり戦争体験のある親から戦争の悲惨さや愚かさを聞いたりして育ってきました。
また、ラーメン一杯が昼食やごちそうだった時代から、定食ランチが食べられ、惣菜も1品から3品と増え、やがて飽食の時代を迎え開店寿司ファンにもなりました。
一方、そんな中で地球は少しずつ、蝕まれていっていたのです。東日本大地震が来る迄は日常を揺るがすような大きんな事件はなかった訳です。
ですから、私たちの団塊の世代はそんなのほほんとした時代を生きて来たのかなと思っていました。
そんな時、あにはからんや東日本大地震が発生しました。その後、世界を揺るがすコロナ禍が我々に襲いかかってきたのです。どちらも天災です。
そこから、私なりに社会の変化の節目として、それらの事件を取り上げ、自分なりの年号として来ました。
当時は、東日本大震災に加え原発までも被災し、放射能の問題も起き、大きな事件となりました。関東大震災を上回る規模の災害でした。人災と天才が同時になってきたのです。考えられないことが起こったのです。
そこで、私は年号を震災元年に変えたのです。もう、これで年号はずっと、震災で継続かと想っていたのですが、今回はコロナ禍の発生で、震災の時と違って全地球規模での出来事となってしまったのです。もうこれ以上はないものと想っています。
そんな渦中にトランプ大統領の出現もおかしく感じました。温暖化にも無関心で自己中に国益を言っているのです。great america againばかりを叫んでいるんです。
私の生まれる二年前に第二次世界大戦が終戦を迎えたのですが、それ以来私たち戦後世代は大きな事件に遭遇することなく、このまま平和裏に一生を終えるものと見ていました。
こんなところで、パンデミックがおこると誰が予想したのでしょう。まさに、晴天の霹靂です。その時、この世の本質は変化だと直感しました。
戦争などの人災でなく、まさに対自然の中で必然的に起こったパンデミックだったのです。天災といっても、人災が引き金を引いたのかもしれません。
イギリスでの産業革命以来、急激な人口増加と自然破壊が天災を生んだのかもしれません。
私たち人類は地球温暖化の中、今回のこのサインを真剣に受け止め、将来を考えていかないと大変なことになるだろうと想います。
世の中の本質は変化だと分かったのですから、with coronaもいつかは変化し終息を迎える訳です。コロナの変異も次々と起こって来ています。と、同時に私たちの身体も抗体ができ、変化してゆきます。やがて、コロナ禍も歴史の一コマになってゆくのでしょう。肝心な所はその日がいつ来るかが分からない事です。
今回のコロナ禍という出来事は、私たちは自然からの啓示と受け止め真剣にそれと向き合わなければいけません。今、人類が直面している地球温暖化とリンクさせて考えないと取り返しのつかない負のつけを後世に残してしまいます。
もう、今までの経済システムでは地球が持たないという事です。2021年から今後10年間を持って世界的にこの欲望の資本主義から環境の資本主義にパラダイム変換をしていかなければならないと考えます。これは子孫への責務だろうと想います。
世界の本質は諸行無常であり、変化ですので、ここで変えていかなくてはなりません。
今後は、マスメディアもこの話題で持ちきりになるでしょう。そうしなければならない必然的な時期に来たといえるでしょう。
今後のテーマは美しい地球と自然環境が大きくクローズアップされてくるのでしょう。まさに自然への大きなパラダイムシフトがもう、始まっているのです。
総論がきまれが、その各論は今後色々と出てくるでしょう。もう、それが見えて来ています。エネルギーを使わない地産地消は農業ではもっと加速されるでしょう。エネルギーを使わない産業にシフトして行くでしょう。
今日はこの辺までにしておきます。
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