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想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

兵庫県の斉藤知事選が示したSNSの力とこれからの時代

2024年11月21日 | エッセイ

 コロナ5年11月21日(ウクライナ、ロシア戦争3年)


 今回の兵庫県知事選挙では、斉藤知事がSNSを駆使し、従来の「オールドメディア」であるテレビや新聞を打ち破る形で当選しました。ほぼゼロの状態からここまで支持を伸ばしたのは、SNSの力を示す象徴的な出来事だったと言えます。本気で取り組めば、SNSはこれほどの影響力を持つのだと、多くの人が実感したのではないでしょうか。


 特に注目したいのは、SNSがこれからますます若者に活用され、彼らの意見が政治に反映される機会が増えるだろうという点です。これまでの投票率を見ても、高齢者層が多くを占める傾向があり、その結果、どうしても保守的な政策が進みがちでした。しかし、SNSが政治の舞台において主流になることで、若い世代の声が前向きな政策につながり、未来志向の議論が加速していくのではないでしょうか。


 この流れは止まることなく、むしろ加速度的に広がっていくと思います。政治家にとっても、SNSを通じた有権者との直接的なコミュニケーションが欠かせなくなり、それができなければ生き残るのが難しい時代になるでしょう。


 ただし、SNSの普及には課題もあります。政治の世界では、裏で隠された嘘や利害関係がつきものです。だからこそ私たちは、何が正しいのか、何が真実なのかを見極める目を養う必要があります。そうした視点を持たなければ、社会はよりよい方向には進めません。


 今回の斉藤知事選は、単なる地方選挙にとどまらず、これからの社会の新しい在り方に大きなインパクトを与えた出来事だったと思います。一地方の出来事が全国に波及したという点でも、歴史的な意義を持つ選挙だったのではないでしょうか。

 

 また、これだけ新しいメディアとしてのSNSが登場してくると、新しい社会のあり方や法制度についても考えていかないとやっていけない時代になったのではないでしょうか。教育制度も時代にあったものにしていかないと、子供たちもこの新しい流れに乗り遅れてしまうのではないかと心配しております。


 不易流行は、松尾芭蕉だけのものではなく、今日においてはますます重要な概念になってきました。



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