春の訪れは早い。三寒四温を繰り返しながらやっってくる。朝のジョギングの道すがら、ふと、歩みを止め畦を見てみると、傍らに黄色い花が一つ二つ、菜の花だ。そのつぼみがあまりにもおいしそうだったので、最近よくつまんで帰る。
家に帰るとそれをおひたしにして食べるのだ。田舎はこんなのが残っていていいなと思う。
それをゆでて酢醤油をかけて熱々のご飯と共に胃の腑に納める。幸せのひとときである。
TPPとか農業が危ないと言われ自給率が40%以下といわれているが、いざとなれば、生き延びられるなと思う。
野草や山草をいただくときの醍醐味はなんといっても周りの自然をいただくこと、天地の恵みを感謝して頂くことにつきる。食べ物を通して周りの環境と関わっていることを実感する。
朝のジョギングの楽しみがまた増えた。
採った菜の花と後方は「ほとけのざ」の群落
アセビの花
椿の花 ピンク色がやさしい。最近は毎日目白が密を吸いに来る。
梅の花 豊後梅と言って実がなる。淡いピンクがお気に入り。梅の次はいよいよ桜の美しい季節。桜は何といっても散り際が美しい。桜吹雪なんて言葉もあるくらい。
玄関横の寒椿、昨年からずっと咲いている?