前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

アレン・ネルソン

2009年02月23日 | Weblog
福井でも9条の会の企画などで、みずからの海兵隊員の経験からなまなましい話をしていただき、平和への熱い思いを語ってくれたアレン・ネルソンさん。彼が病に倒れたという。
   HPから・・・・・・「アレン・ネルソンが病に倒れました。多発性骨髄腫という難病です。枯れ葉剤など、アメリカ軍がベトナム戦で使用した兵器に起因する病状として、多くの退役兵が発症している病です。昨年末ニューヨークに帰国したアレンと電話で話した際も、帰国前より体調を崩したままに、話す声は弱々しく、体調が勝れないと言うばかりでありましたが、それからしばらくして病床に臥したままとなりました」。詳しくは、以下のHPで。 http://absociety.exblog.jp/

   そんなニュースを聞きながら、彼のCD「アンサー・クエッション・アンド・ブルース」を聞いた。
2006年の12月10日、東京下北沢の老舗ライブハウス、下北沢ロフトでの演奏を実況録音し、それをCDにまとめたものだという。
  内容は、「お馴染みのゴスペル・ナンバーに加え、ローリング・ストーンズのホンキー・トンク・ウーマン、サム・クックのブリング・イット・オン・ホーム・トゥ・ミー、そしてロバート・ジョンソンを始めT・ボーン・ウォーカーやマディ・ウォータースといった、デルタ・ブルースからシカゴ時代までのブルースの名曲の数々、全15曲を、CDの収録リミットの限界74分ぎりぎりまで広く納めました」と紹介されています。
アレン氏は「ブルースは、黒人奴隷の憂鬱で悲しい生活、その辛い歴史を、心の叫びと唱っています。けれども僅かな幸せを喜びと感じ、表現し、そしてやはり悲しい音楽。それがブルースです」と語っています。
ブルースはあまり聞かない私ですが、アレンの声とリズムを楽しみながら、反戦と平和を熱く語った彼を思い出しています。そして、快癒を願っています。
CDの売り上げの一部はアレンへの募金にあてるそうなので、こちらのご協力も支援する会ではお願いしています。