いま、「派遣切り」などで「生活保護」をうけて生活をつなぐ人も増えているが、これまでの「ホームレス」の人たちへの支援活動も全国ですすんでいる。
福井県ではこの分野の活動は不十分だったが、最近、福井県民主医療機関連合会と共産党議員団のとりくみで、生活回復への取り組みがはじまった。
きっかけは、空き缶集めをしていた方に老人保健施設に勤める職員が声をかけ、民主医療機関連合会、鈴木しょうじゅ市会議員との連携で福祉住宅への入居を実現したこと。
その後、共産党の地域支部長からの連絡で、さらにもう一人。
2月27日には、さらに3人。生存権守れ、の活動がすすめられている。
以下は、福井市役所への要請に参加した民主医療機関連合会の松原さんの報告から。
★
3人の方々は、それぞれ妻や子ども、兄弟と30数年前から別れたまま、今ではほとんど音信不通。仕事を転々としながら働いて暮していたが仕事も無くなり、5年から10年間のホームレス生活が続いています。住居は新明里橋の下などに材木とダンボールなどで囲いを作り寝泊りをしている。食費は空き缶などを拾い1日300円位になり6切れ38円の食パンを買い3食分、水は公園の水を飲んでいた。最近は空き缶拾っても1日100円にもならず生活が厳しい。スーパーマーケットに午後5時と8時過ぎに行き、賞味期限が切れ捨てる弁当をもらっていた。寒いときは引越しのとき捨てられたカセットコンロを拾いお茶を沸かしたりした。足羽川の花見でバーベキューの残った炭を集めておいて冬場の暖房に使った。発泡スチロールやペットボトルを燃やし暖をとるが煙がひどい。
このような生活をしている人は、福井市で50人ぐらい居るのではないかと思う。九十九橋下に9人、南側(橋名は?)6人、バスターミナル地下道5~6人、西公園、木田橋、板垣橋などなど。(福井市は27人と集約)仲間の中のうわさでは、最近で5人ぐらい死んだと聞いている。
今回、生活保護の相談になった3名の方の感想「助かったー、これでたたみの上で死ねる」と。
なお、これまでに民医連では2名の方の申請を行っています。福井民医連の能登勇太郎社保委員長は、「残る50名近い人たちの生活をどのように守るか、取り組みを進めたい」と語っています。
★
3月8日には、福井市アオッサで相談会がひらかれます。「派遣ぎり」「残業代未払い」「生活保護」「高利金融」「医療費」「公営住宅入居」などについて専門家が相談にのります。
午前10時~午後4時まで。お気軽にいらしてください。
福井県ではこの分野の活動は不十分だったが、最近、福井県民主医療機関連合会と共産党議員団のとりくみで、生活回復への取り組みがはじまった。
きっかけは、空き缶集めをしていた方に老人保健施設に勤める職員が声をかけ、民主医療機関連合会、鈴木しょうじゅ市会議員との連携で福祉住宅への入居を実現したこと。
その後、共産党の地域支部長からの連絡で、さらにもう一人。
2月27日には、さらに3人。生存権守れ、の活動がすすめられている。
以下は、福井市役所への要請に参加した民主医療機関連合会の松原さんの報告から。
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3人の方々は、それぞれ妻や子ども、兄弟と30数年前から別れたまま、今ではほとんど音信不通。仕事を転々としながら働いて暮していたが仕事も無くなり、5年から10年間のホームレス生活が続いています。住居は新明里橋の下などに材木とダンボールなどで囲いを作り寝泊りをしている。食費は空き缶などを拾い1日300円位になり6切れ38円の食パンを買い3食分、水は公園の水を飲んでいた。最近は空き缶拾っても1日100円にもならず生活が厳しい。スーパーマーケットに午後5時と8時過ぎに行き、賞味期限が切れ捨てる弁当をもらっていた。寒いときは引越しのとき捨てられたカセットコンロを拾いお茶を沸かしたりした。足羽川の花見でバーベキューの残った炭を集めておいて冬場の暖房に使った。発泡スチロールやペットボトルを燃やし暖をとるが煙がひどい。
このような生活をしている人は、福井市で50人ぐらい居るのではないかと思う。九十九橋下に9人、南側(橋名は?)6人、バスターミナル地下道5~6人、西公園、木田橋、板垣橋などなど。(福井市は27人と集約)仲間の中のうわさでは、最近で5人ぐらい死んだと聞いている。
今回、生活保護の相談になった3名の方の感想「助かったー、これでたたみの上で死ねる」と。
なお、これまでに民医連では2名の方の申請を行っています。福井民医連の能登勇太郎社保委員長は、「残る50名近い人たちの生活をどのように守るか、取り組みを進めたい」と語っています。
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3月8日には、福井市アオッサで相談会がひらかれます。「派遣ぎり」「残業代未払い」「生活保護」「高利金融」「医療費」「公営住宅入居」などについて専門家が相談にのります。
午前10時~午後4時まで。お気軽にいらしてください。