前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

小沢氏のゼネコン疑惑追及の先駆け

2009年03月10日 | Weblog
   民主党・小沢一郎代表をめぐる西松建設の違法献金疑惑は、自民党閣僚にもひろがっている。昨日朝、かねもと幸枝さんと福井駅頭で訴えた私は、「自民も民主も中身は変わらないことはいよいよはっきりしてきました。いまこそ政治を汚す企業献金禁止を。企業献金を受け取らない日本共産党にご支援を」と訴えた。かねもとさんの街頭宣伝にたいする応援の反応も上昇気流との報告。
     県内でも、民主党予定候補と小沢代表のツーショットのポスター看板が撤去されたりしているという。「疑惑の党首」に鈴をつけられない政党のせめてもの抵抗か。共産党国会議員団が大きくなってこそ、国会の浄化作用も強まるだろう。
     先日のブログでも紹介した急逝した吉岡吉典前参議院議員が、平成5年に小沢疑惑を取り上げていたことを、先日の日本テレビの番組で知った。
以下に紹介したい。参議院の予算委員会。時の首相は細川氏。小沢氏は産みの親。
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○吉岡吉典君 ゼネコン疑惑について一、二お尋ねします。
 ゼネコン汚職の驚くべき実態の徹底解明は今国会の最重要課題の一つであります。その一つとして、岩手県における新生党の小沢一郎議員に関する問題の究明が必要であると思います。
 小沢一郎氏は全国の公共工事予算のゼネコンヘの優先配分を取り仕切ってきた国土建設研究会の会長でもありますが、岩手県では、配付した我々の入手資料で一端がわかるように、県内の建設業者のほとんどを網羅した一建会や桐松クラブなど小沢議員を支援する組織がつくられております。これがさきの選挙でもゼネコン二十四社、地元一社による裏選対までつくって、小沢の選挙をやれば仕事がとれると選挙を行いました。まさにゼネコン選挙であります。
 総理は政官業の癒着を断ち切ると言いますが、こういう実態をどうお考えになりますか。
○国務大臣(細川護煕君) ゼネコンの問題に関しましては、ただいま司法当局で厳正に捜査が行われていると承知をいたしております。今後ともそのような方針のもとに厳正的確に捜査が継続されるものと確信をいたしております。
○吉岡吉典君 こういう選挙の実態というのは、これは検察任せではいけないと思います。総理の政治的見解をお伺いしたかったんですが、次に移ります。
 ゼネコン選挙には公共事業発注という見返りがあるということが問題になっております。一連の今問題になっている事件がそのことを示しております。
 岩手県では小沢氏を頂点とする国及び地方の公共工事を取り仕切るための仕組みがつくられており、小沢氏の意向を無視して公共工事の受注ができないようになっていることが我が党の調査で明らかになりました。これはその仕組みの図でございますが、(図表掲示)後からゆっくり見ていただきたいと思いますけれども、この仕組みというのは、ほとんどの公共土木工事が国レベルのものは小沢氏本人、県レベルのものは小沢氏の秘書が取り仕切っていると言われております。こういう状況で、当初予算で千三百六十億円という巨額の胆沢ダム工事をめぐって疑惑が広がっております。本体のダム工事は入札が数年先だというのに、既にその受注者として大手ゼネコンの名前が取りざたされていることであります。
 公共工事をめぐるこうした疑惑について、調査し国会に報告することを求めます。建設大臣、総理大臣、責任持って調査し報告していただけますか。・・・・以下略。

共産党国会議員のグァム調査

2009年03月10日 | Weblog
井上さとし参議院議員が国会に提出されているグァム基地建設費用負担問題で現地調査をおこなった。共産党国会議員団の現地調査主義は国内にとどまらない。
これからの国会論戦が楽しみ。外国領での基地建設費用の負担という前代未聞の暴挙に国民が怒り、阻止しなくてはいけません。
3兆円ともいわれる米軍再編の国民負担。うち、グァム基地建設費用負担は6000億円。こんなアホな税金の使い方をしている余裕は日本にはありませんよ。
以下は、井上議員のHPから。
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「CNNで、解雇されて住まいも失った日本の人々のニュースを見た。こんな時になんで外国の基地のためにお金をだすのか」――グァム調査の2日目。チャモロネーションとの懇談の最初にこんな質問がだされました。さらに「不景気で、グァムへの日本人観光客がへっている。景気を良くするために税金を使ったほうが、グァムの経済にとってもプラス」と続けられました。「おっしゃる通り。私たちも税金の使い方がおかしいと訴えてます」と私。意気投合しました。
    グァム議会のウォンパット議長との懇談。この中で、米軍基地移転について議会にも住民にもほとんど説明がされていないことが強調されました。そして、これ以上軍のプレゼンスが大きくなることへの住民の不満や、軍移転に伴い、水道や教育、環境、軍用地の拡大など社会に大きな影響を与えることへの不安も率直に語ってくださいました。

http://www.inoue-satoshi.com/sf2_diary/sf2_diary/20090309.html#2729