前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

生活保護、母子加算廃止はやめよ

2009年03月30日 | Weblog
  福井県・・・生活保護2000世帯超える 経済・雇用情勢悪化で
  福井新聞・・・・県経済対策連絡会議が24日、県庁で開かれた。昨年秋以降の経済・雇用情勢の急速な悪化に伴い、生活保護に関する相談件数が急増。福井県内の生活保護世帯数は2月時点で2031世帯になったことが報告された。
   2000世帯を超えたのは1983年度以来。地域福祉課によると、今月23日現在の本年度の相談件数は1124件で、2007年度より386件増えている。4―11月は月平均約80件だったが、12―2月は100件を突破。2月は161件に達した。3月も23日現在で90件と100件に迫る勢い。
    生活保護の申請件数は2月末までに403件と07年度の321件を大きく上回っている。同課は「現在は病気や高齢を理由とした相談が多いが、家計を支える人が職を失い、生活が困難になったケースもみられる」と説明。経済・雇用情勢の推移次第で、生活保護世帯数がさらに増える可能性があるという。・・・・・

        ★


    日本共産党の山下参議院議員が国会でとりあげた。・・・・母子家庭の平均年間収入約213万円。母子世帯も含めた全世帯の平均年間収約564万円。
   就職できた率は2004年度48%から2008年度35%へ急降下。こんなに最悪な状況になっている。   
   こういう最悪の状況のときに母子加算を4月から廃止していいのか。・・・・

  まったくそのとおり。
  山下議員は「保育所で五歳の子供が熱を出したときに、ママに電話しないでと、ママお仕事休んだら首になるからと、こう言ったそうです。母子世帯の母親の多くは非正規で低賃金で働いております。そういう子供たちが増えているときに、就学援助を縮小し母子加算をやめるなんという逆行は撤回すべきだ」と訴えています。

  「生活保護なんて関係ない」と思ってはいけません。この基準が切り下げられていくことは、最低賃金、年金などさまざまな生活分野の切り下げの議論に連動していきます。生活保護制度の改悪やめよ、力をあわせて訴えましょう。