昨日は福井県立恐竜博物館をたずね、小寺英樹館長と懇談しました。わたしたちが訪れる前日に入館者300万人を達成しています。かねもと幸枝さん、山内巧・赤旗記者、そして恐竜好きの連れ合いの4人です。わたしと連れ合いは、待ち合わせの時間より少し早くいって、日本で3つ目(実質は4つ目)の新種発見の可能性がつよい羽毛恐竜、小型獣脚類の化石をみました。そばに、シノルニトサウルス整体復元模型がありましたが、発見された化石はわたしの背丈ほどの大きさの恐竜だったようです。見ていて、手塚治虫の「火の鳥」を思い出しました。
小寺館長は「ここは東アジアの研究の拠点です。タイ、中国と共同調査をやっています。世界3大恐竜博物館は、カナダ、中国、そして日本のここです」と。わたしたちは、「福井県の恐竜博物館が世界の3つに入るのですか」と驚き。館長は、「ここは本物志向でいきます。将来は中国、タイの化石も見られるようにしたい。日本のクリーニング技術で協力して、展示させてもらって、世界からも来てもらえるようにしていく。福井の人が恐竜博物館を宝にして、次代の人に引き継いでほしい」と夢は広がります。
話は多方面にわたりました。偉ぶらない、きさくな館長さんです。
「発掘体験をやっているのは福井だけ。今後、リピーター獲得のため年間パスポートもつくっていきたい」と語ります。
いわゆるアミューズメント施設では大阪などには勝てません。日本の恐竜化石の8割を産出している福井の強みをいかした「本物志向」「発掘体験」は他の追随を許しません。
この間の恐竜研究は恐竜を絶滅動物とみるのではなく、いまそこかしこに飛翔している鳥類となって継承・進化している、とみているといいます。そういう点では太古と現代をつなぐおおきな環の役割をこの恐竜博物館は果たしていくのかもしれません。
小寺館長は、4月1日付けで本庁に新しくつくられる観光営業部の部長さんとして着任されるそうです。ひきつづき恐竜博物館の「営業」も担当されるとのこと。新館長は福井の恐竜運動を牽引されてきた東洋一先生。
自然体で「羽ばたいて」いただきたいと思いました。
小寺館長は「ここは東アジアの研究の拠点です。タイ、中国と共同調査をやっています。世界3大恐竜博物館は、カナダ、中国、そして日本のここです」と。わたしたちは、「福井県の恐竜博物館が世界の3つに入るのですか」と驚き。館長は、「ここは本物志向でいきます。将来は中国、タイの化石も見られるようにしたい。日本のクリーニング技術で協力して、展示させてもらって、世界からも来てもらえるようにしていく。福井の人が恐竜博物館を宝にして、次代の人に引き継いでほしい」と夢は広がります。
話は多方面にわたりました。偉ぶらない、きさくな館長さんです。
「発掘体験をやっているのは福井だけ。今後、リピーター獲得のため年間パスポートもつくっていきたい」と語ります。
いわゆるアミューズメント施設では大阪などには勝てません。日本の恐竜化石の8割を産出している福井の強みをいかした「本物志向」「発掘体験」は他の追随を許しません。
この間の恐竜研究は恐竜を絶滅動物とみるのではなく、いまそこかしこに飛翔している鳥類となって継承・進化している、とみているといいます。そういう点では太古と現代をつなぐおおきな環の役割をこの恐竜博物館は果たしていくのかもしれません。
小寺館長は、4月1日付けで本庁に新しくつくられる観光営業部の部長さんとして着任されるそうです。ひきつづき恐竜博物館の「営業」も担当されるとのこと。新館長は福井の恐竜運動を牽引されてきた東洋一先生。
自然体で「羽ばたいて」いただきたいと思いました。