前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

小寺・福井県立恐竜博物館長と懇談

2009年03月28日 | Weblog
     昨日は福井県立恐竜博物館をたずね、小寺英樹館長と懇談しました。わたしたちが訪れる前日に入館者300万人を達成しています。かねもと幸枝さん、山内巧・赤旗記者、そして恐竜好きの連れ合いの4人です。わたしと連れ合いは、待ち合わせの時間より少し早くいって、日本で3つ目(実質は4つ目)の新種発見の可能性がつよい羽毛恐竜、小型獣脚類の化石をみました。そばに、シノルニトサウルス整体復元模型がありましたが、発見された化石はわたしの背丈ほどの大きさの恐竜だったようです。見ていて、手塚治虫の「火の鳥」を思い出しました。
     小寺館長は「ここは東アジアの研究の拠点です。タイ、中国と共同調査をやっています。世界3大恐竜博物館は、カナダ、中国、そして日本のここです」と。わたしたちは、「福井県の恐竜博物館が世界の3つに入るのですか」と驚き。館長は、「ここは本物志向でいきます。将来は中国、タイの化石も見られるようにしたい。日本のクリーニング技術で協力して、展示させてもらって、世界からも来てもらえるようにしていく。福井の人が恐竜博物館を宝にして、次代の人に引き継いでほしい」と夢は広がります。
     話は多方面にわたりました。偉ぶらない、きさくな館長さんです。
 「発掘体験をやっているのは福井だけ。今後、リピーター獲得のため年間パスポートもつくっていきたい」と語ります。
     いわゆるアミューズメント施設では大阪などには勝てません。日本の恐竜化石の8割を産出している福井の強みをいかした「本物志向」「発掘体験」は他の追随を許しません。
     この間の恐竜研究は恐竜を絶滅動物とみるのではなく、いまそこかしこに飛翔している鳥類となって継承・進化している、とみているといいます。そういう点では太古と現代をつなぐおおきな環の役割をこの恐竜博物館は果たしていくのかもしれません。
     小寺館長は、4月1日付けで本庁に新しくつくられる観光営業部の部長さんとして着任されるそうです。ひきつづき恐竜博物館の「営業」も担当されるとのこと。新館長は福井の恐竜運動を牽引されてきた東洋一先生。
自然体で「羽ばたいて」いただきたいと思いました。

rakugakiya & 社会保障の会議

2009年03月28日 | Weblog
昨日は恐竜博物館長との懇談の帰途、連れ合いと永平寺町議の金元さん推薦の中華「龍園」で昼食。駐車場に車を止めたら、食事を終わってでてきた金元町議とばったり。こんなこともあるのです。満足の焼肉定食。
店内にはすてきな絵が。お聞きすると息子さんの奥さんがイラストレーターとのこと。心なごむ絵とコメント。すばらしい。「あなたにあえて 毎日 ココロが いそがしい」「地球も わたしも まるいから あいたい人に きっとあえる」・・・・「rakugakiya yu+hisa」。中華料理も絵葉書もおすすめです。
もどって事務所で打ち合わせ。
その後、福井県社会保障推進協議会の会議。
▼「越前市では夫の国保税の取り立てに妻の会社にくる。あまりにひどい。」「福井県内17自治体で取り立ての収納緊急プランをつくっているのは越前市だけ。そういうプランにもとづいて強権的にやってきているのではないか。調査する必要がある。」
▼「介護保険の報酬アップ。これ自体不十分だが、利用者側からすると利用できる限度額は変わらないのでサービスは悪くなる。大きな問題になってくる」
▼「群馬県で悲惨な事故があった無認可施設。福井市との交渉では福井市にはない、とのこと。しかし、県内には数箇所ある、との情報もあり調査が必要だ」
▼「今後も後期高齢者制度の不服審査請求や自治体要請キャラバンに取り組んでいこう」
▼「反貧困の運動ではひきつづきホームレス支援などを強化していきたい」など積極的に話し合われました。