前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井市がすすめる保育園民営化は大問題

2009年05月01日 | Weblog
  今日は朝、光陽生協歯科前で、西村たかじ元市議、民医連共産党後援会の方と朝宣伝。いつもより、車が少なく、世間は連休なのだ、と実感しました。宣伝では、今日は第80回メーデーなので、労働問題を中心に訴えました。
   その後、福井市中央公園で開かれた第80回福井県中央メーデーに参加。「派遣ぎり」とたたかい、裁判に訴えてがんばっているテクノポート福井で働いていた4人のみなさんとがっちり握手。激励し、ともにがんばる決意を伝えました。
会場ではさまざまな署名運動や販売が。ついつい、100円のメーデー歌集と、ハスの実の家のクッキー250円のを2袋購入。このあと、かねもとさん、西村・鈴木両福井市議とともに、宣伝カーからデモ隊にあいさつしました。
 
     
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   自治労連公務公共一般のみなさんが「福井市がすすめる保育園の民営化は大問題」とメーデーでも訴えました。実は、昨日4月30日、「福井市の保育をよくする会」が3500名余の署名を東村市長に提出したのでした。今日の福井新聞にも載っています。
  わたしも一員として参加しました。
  要望はつぎの3点。
 ①市民的な合意もない民営化方針は撤回し、公的保育を堅持、拡充すること。「認定こども園」など保育所への直接契約方式の導入はやめること。
 ②公私立の保育所・幼稚園・学童保育・子育て支援策拡充のための予算を大幅に増やすこと。
 ③保育所への年度途中の受け入れが安心してできるよう正規職員の配置を増やし、受け入れ施設など具体的に検討すること。


    東村市長は署名簿を前にパラパラめくり、かなり市民からの反発を気にしている様子。そして、むきになって、「民間はだめなのか。これまでのサービスが受けられなくなると考えているのか。民間でできる部分を広げていってもいいではないか」などなどしゃべりました。
   私も街頭署名や、地域署名に参加しましたが、この署名はほとんど断る方がいません。それは、小泉改革以来の「官から民へ」とのスローガンがうさんくさいものであることが住民の間にもわかってきたからです。
もちろん、「民間保育園が駄目で、公立がいい」などとはわたしたちは主張していません。それぞれの役割があり、福井市として公立保育に責任を果たせ、といっているのです。
  「築30年ぐらいたっているので」という説明にいたっては、「福井市として保育園の建て替えなどはできない。だから民間に」というあけすけな言い分です。西口再開発ビルには税金投入の計画をすすめながら、「こどもを切り捨てる」のは本末転倒です。
   まだまだ多くの市民は保育園民営化の計画を知りません。「結論ありき」の進め方はやめるべきです。

  署名にご協力いただける方は 福井の保育をよくする会   0776-23-6522〔新日本婦人の会〕まで。


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  定員の民間委譲対象の保育園はつぎのとおり。
  東部、西部、南部、北部、春山、足羽、日之出、御幸、木田、花堂、円山、西安居、松本、森田東、東藤島、六条、森田栄、麻生津西