前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井県滞納整理機構にゆきすぎはないか

2009年05月15日 | Weblog
     昨日は、足羽川ダム工事事務所に意見書を提出したのにつづいて、福井市中央公園で開かれたトンネルじん肺訴訟の追加提訴を支援する集会に参加。その後、福井地方裁判所までデモ行進。集会では、派遣切りとたたかう労働者も連帯のあいさつをおこない、盛んな拍手をうけました。
     裁判所前での「ガンバロー」コールを終え、すぐに福井市へ。西村きみ子市議と合流し、区画整理事業で横断歩道が撤去された問題で、復活を要望。
     午後は、県内の共産党議員の会議に参加。今後の地方議会での論戦、政府要望の打ち合わせ、総選挙勝利めざす取り組みなどをみっちり相談しました。
    夜は、福井市九条の会の運営委員会。3周年企画を相談しました。

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    今朝の県民福井の1面。「滞納地方税1100万円徴収。県整理機構、順調な成果」と大きな報道。
     昨日の共産党議員の会議でもこの機構のことが議題となった。
     おおい町の猿橋巧議員が「相談の電話があって、駆けつけてみると、3人も人がきて、家にあがりこんで箪笥や下駄箱、仏壇など強引に調べていた。人権侵害だ。整理機構の活動のやり方はチェックが必要」と指摘した。共産党議員団として「今後、各地の状況を調べよう」となったところだった。
     マスコミは行政の発表情報をたいていそのまま記事にする。「滞納解決」はすすめるべき。しかし、その背景に、ゆきすぎた調査・取立てがおこなわれていないか。昨今の厳しい生活環境のなかで、配慮があるか。行政も、まずその人の「税金減免」など「生活支援」のきめ細かなサポートをしているか。
マスコミだからこそ、行政情報の垂れ流しではなく、県民の生活のフィルターをかけてほしい。
    今後の記事に期待したいし、わたしたちも独自の調査と問題提起をおこなっていきたい。