昨日は、福井西武前で、原水爆禁止福井県協議会がよびかけた核兵器廃絶署名行動に参加。あいにくの天気のためか、不景気か、人どおりも少なかったが、200名を超える署名が集まりました。
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さて、今日は落語の話題三題。
生の落語との出会いは、仕事の「卒業旅行」でぶらり浅草。ぶらり「演芸ホール」。これが出会い。落語も、漫才も、手品も、紙きりも、どんなDVDも生には勝てない。小三治師匠も、記録は嫌がったという。それは、まったく別の「作品」になるからではないか。
県内でもこれまで芸文フォーラムなどの熱心な取り組みで落語会もあった。以前、福井市文化会館で開かれた寄席が、お客が少なく主催者も「東京ではチケットが取れないのに」と嘆いた。先般の「ちりとてちん」以降、福井県内でも大小さまざまの会が開かれ好評なようだ。
行政もいろいろ手をだしはじめているが、こういう分野は、「先をみた取り組み」「人に投資」「成果を焦らない」ということで、長いスパンで支援いただきたいものです。最近の企業の「文化ギリ」「スポーツぎり」の轍を踏まないように。
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先日、映画「小三治」を観た。実に良かった。機会があれば、多くの方に観ていただきたい。北陸では金沢ではかかるようですが・・・。
寺脇研氏が書いている。「落語家という生き方、その持つ業が鮮やかに示されている。それも、浅薄になりがちな作り手の側の理解レベルでしめすのではなく、柳家小三治という一流の落語家の実像を素直に映し出した結果のことだ。」・・・・
感じたのは、「つくりごと」ではない落語家の生活、仕事、人柄を描いている。福井でもおなじみになっている三三さん「出演」。裏側は面白い。
入船亭扇橋師との「とぼけた」やり取りも絶妙。弟子の生々しい姿は、「よくぞここまで」という感じ。
小三治師匠は共産党の赤旗まつり「青空寄席」の常連ですが、・・・まだ毎年の選挙がつづくと、いつ会えるのか。ちょっと、不安。
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本と色紙付きで3000円、のお得感につられて入りましたが、本当にお得でした。『桂吉坊がきく 藝』出版記念落語会。
しかもゲストは文学座の加藤武氏。2人の「対談」に抱腹絶倒。
桂吉坊は2席。まだ20代だが、話芸とセンスもなかなかのもの。隣に座っていた「通」らしき人も「東京には若手でこれだけの実力ある噺家はいない」と力説していましたが・・・
血のにじむような精進をされているのだと思います。
ちなみに本そのものは、小沢昭一、茂山千作、市川團十郎、竹本住大夫、立川談志、喜味こいし、宝生閑、坂田藤十郎、伊東四朗、桂米朝。東西の各ジャンルの第一人者10人へのインタビューです。朝日新聞の「論座」が途中で廃刊になったので、加藤武氏を舞台に呼んだとか。杉村春子との思い出話に会場爆笑。
どの分野でも勉強している人が一番だなあ、とあらためて感じました。
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さて、今日は落語の話題三題。
生の落語との出会いは、仕事の「卒業旅行」でぶらり浅草。ぶらり「演芸ホール」。これが出会い。落語も、漫才も、手品も、紙きりも、どんなDVDも生には勝てない。小三治師匠も、記録は嫌がったという。それは、まったく別の「作品」になるからではないか。
県内でもこれまで芸文フォーラムなどの熱心な取り組みで落語会もあった。以前、福井市文化会館で開かれた寄席が、お客が少なく主催者も「東京ではチケットが取れないのに」と嘆いた。先般の「ちりとてちん」以降、福井県内でも大小さまざまの会が開かれ好評なようだ。
行政もいろいろ手をだしはじめているが、こういう分野は、「先をみた取り組み」「人に投資」「成果を焦らない」ということで、長いスパンで支援いただきたいものです。最近の企業の「文化ギリ」「スポーツぎり」の轍を踏まないように。
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先日、映画「小三治」を観た。実に良かった。機会があれば、多くの方に観ていただきたい。北陸では金沢ではかかるようですが・・・。
寺脇研氏が書いている。「落語家という生き方、その持つ業が鮮やかに示されている。それも、浅薄になりがちな作り手の側の理解レベルでしめすのではなく、柳家小三治という一流の落語家の実像を素直に映し出した結果のことだ。」・・・・
感じたのは、「つくりごと」ではない落語家の生活、仕事、人柄を描いている。福井でもおなじみになっている三三さん「出演」。裏側は面白い。
入船亭扇橋師との「とぼけた」やり取りも絶妙。弟子の生々しい姿は、「よくぞここまで」という感じ。
小三治師匠は共産党の赤旗まつり「青空寄席」の常連ですが、・・・まだ毎年の選挙がつづくと、いつ会えるのか。ちょっと、不安。
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本と色紙付きで3000円、のお得感につられて入りましたが、本当にお得でした。『桂吉坊がきく 藝』出版記念落語会。
しかもゲストは文学座の加藤武氏。2人の「対談」に抱腹絶倒。
桂吉坊は2席。まだ20代だが、話芸とセンスもなかなかのもの。隣に座っていた「通」らしき人も「東京には若手でこれだけの実力ある噺家はいない」と力説していましたが・・・
血のにじむような精進をされているのだと思います。
ちなみに本そのものは、小沢昭一、茂山千作、市川團十郎、竹本住大夫、立川談志、喜味こいし、宝生閑、坂田藤十郎、伊東四朗、桂米朝。東西の各ジャンルの第一人者10人へのインタビューです。朝日新聞の「論座」が途中で廃刊になったので、加藤武氏を舞台に呼んだとか。杉村春子との思い出話に会場爆笑。
どの分野でも勉強している人が一番だなあ、とあらためて感じました。