昨日は、「北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会」の結成がおこなわれました。県内各地から100名余の県民の方々が参加されました。
記念講演として、新幹線「先行地」の富山県から「公共交通をよくする富山の会」世話人の渡辺眞一氏が富山での運動の取り組みと第三セクターの問題などについて詳細に話されました。新幹線についての賛否は問わず、在来線の存続・公共交通について取り組み、県庁からも「こういう取り組みは歓迎する」と言われているそうです。第三セクターでは、肥薩おれんじ鉄道は、「毎年1億円ずつ赤字が増え、8億円以上の赤字。安全対策のための基金も取り崩し、費悲惨な状況になってきている」「新潟でも電気でなく、ディーゼルの検討までされている」。貨物では、「北陸線で貨物は40本。富山で荷物をおろすのは5分の1。日本の物流をどうするのか、の展望もないまま分断されようとしている」。・・・・
富山で今春とったアンケートでも、「在来線の経営分離しらない」35%、経営分離反対60%。JRに社会的責任を果たさせることが必要だ、と訴えられました。詳細な資料もあって、第三セクターの問題点も浮き彫りになる講演でした。県民にこのような形で問題点をお知らせする初めての機会になったのではないでしょうか。
その後、これまで準備されてきた松原信也さんらが、経過報告、福井県の新幹線時間予測の問題、申し合わせと財政、世話人体制などについて報告提案をおこないました。
わたしも、「西川知事が9月県議会で『県内には新幹線推進の障害はない』と述べたが、今日の会の結成は県民の声をしめす歴史的なもの。新幹線推進の経済界幹部でも中部・関西圏との大動脈である特急のあり方について『新幹線が福井まできても、特急は金沢発着で運行して欲しい』などとJRが引き受けそうもないことを言っている。関西圏との大動脈がズタズタにされたら県民の不利益は大きい。こういうことを考えれば、新幹線の金沢以西凍結、というわたしたちの提案は合理的です」などと発言しました。
なれあい県議会を変え、大事な福井県民の交通政策について、しっかり発言する議席を取り戻すためにがんばります。
記念講演として、新幹線「先行地」の富山県から「公共交通をよくする富山の会」世話人の渡辺眞一氏が富山での運動の取り組みと第三セクターの問題などについて詳細に話されました。新幹線についての賛否は問わず、在来線の存続・公共交通について取り組み、県庁からも「こういう取り組みは歓迎する」と言われているそうです。第三セクターでは、肥薩おれんじ鉄道は、「毎年1億円ずつ赤字が増え、8億円以上の赤字。安全対策のための基金も取り崩し、費悲惨な状況になってきている」「新潟でも電気でなく、ディーゼルの検討までされている」。貨物では、「北陸線で貨物は40本。富山で荷物をおろすのは5分の1。日本の物流をどうするのか、の展望もないまま分断されようとしている」。・・・・
富山で今春とったアンケートでも、「在来線の経営分離しらない」35%、経営分離反対60%。JRに社会的責任を果たさせることが必要だ、と訴えられました。詳細な資料もあって、第三セクターの問題点も浮き彫りになる講演でした。県民にこのような形で問題点をお知らせする初めての機会になったのではないでしょうか。
その後、これまで準備されてきた松原信也さんらが、経過報告、福井県の新幹線時間予測の問題、申し合わせと財政、世話人体制などについて報告提案をおこないました。
わたしも、「西川知事が9月県議会で『県内には新幹線推進の障害はない』と述べたが、今日の会の結成は県民の声をしめす歴史的なもの。新幹線推進の経済界幹部でも中部・関西圏との大動脈である特急のあり方について『新幹線が福井まできても、特急は金沢発着で運行して欲しい』などとJRが引き受けそうもないことを言っている。関西圏との大動脈がズタズタにされたら県民の不利益は大きい。こういうことを考えれば、新幹線の金沢以西凍結、というわたしたちの提案は合理的です」などと発言しました。
なれあい県議会を変え、大事な福井県民の交通政策について、しっかり発言する議席を取り戻すためにがんばります。