前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

今日はピース9フェスタ、福井から原発止める裁判の会。ぜひご参加を!大飯原発活断層疑惑深まる

2012年11月03日 | Weblog
  昨日は、共産党の会議や原発ゼロめざす県庁・関電前行動でした。行動参加者のみなさん、寒いなか、お疲れさまでした!来週金曜日も集まりましょう!


いよいよ本日です!

 午後2時から ピース9フェスタ がNHK前の福井県教育センターで開催されます。詩人・稲木信夫さんによる福井空襲のお話しや、県内各地で平和と原発問題を歌うみなさんが登場します。
ピースライブを取り組んだ原発ブルースの河合良信さんや、若狭の原発を題材にした海の軌跡合唱団などの演奏です。

  また、おなじ午後2時から「福井から原発を止める裁判の会 発足会と記念講演会」が開催されます。
元裁判官の井戸謙一弁護士が講演します。 真宗大谷派 福井東別院講堂(福井市花月1丁目 、文化会館前)。別院の駐車場が利用できます。



  11月18日には、福島から福井に避難されている川崎葉子さんのお話を聞く会が開かれます。
     午後1時半~ 本願寺福井別院4階和室 (宝永小学校向かい)   主催:サヨナラ原発福井ネットワーク


                 ★

   注目の大飯原発の破砕帯調査がおこなわれ、確実に地層を切っていることが確認され、ますます疑問がふくらむ状態となっています。専門家からも、再調査の必要性が指摘されました。
   福井県は、県民の安全第一に、大飯原発の運転停止を求めるべきです。そして、徹底した調査を国と規制委員会、専門家集団に求めるべきです。
同時に、県の原子力安全専門委員会でも、変動地形学、地質学などの臨時委員の専門家を加え、その調査に取り組むべきです。運転再開を了とした専門家集団としての社会的責任を果たす最善の努力をつくすべきでしょう。

以下、報道です。

■毎日・・・大飯原発:破砕帯の再調査も 「活断層否定できぬ」

関西電力大飯原発(福井県)の敷地内にある断層(破砕帯)に活断層があると指摘されている問題で、原子力規制委員会は2日、初の現地調査を終えた。島崎邦彦委員長代理は調査後、報道陣に「必要なら再調査も可能性の一つ」と語り、追加調査を示唆した。4日に東京都内で開く会合で結果を評価する。

 規制委が断層調査を現地でするのは初めて。田中俊一委員長は「(活断層の可能性について)クロや濃いグレーなら運転停止を求める」との見解を示している。同原発は全国で唯一稼働しているが、活断層と判断すれば運転停止が求められることになる。

 島崎氏と外部専門家4人による調査団は丸一日かけ、2、3号機の間をほぼ南北に走る「F−6破砕帯」を調べた。午前中は、敷地北端の「台場浜」付近に関電が掘った深さ約5メートルの溝(トレンチ)に入って、地層の断面を確認。午後は1、2号機北側の山中のトレンチで、F−6破砕帯を直接見て確認した。長さを確認したりするため、延長部分と想定される場所も調べた。

 台場浜付近のトレンチでは、関電があると想定していた場所にF−6破砕帯がないことが判明。調査団メンバーで、活断層の危険性を早くから指摘していた渡辺満久・東洋大教授は「関電のこれまでの想定とは別の場所に破砕帯があった」と指摘した。そのうえで「活断層かははっきりしないが、否定できない」と述べた。

 島崎氏は2日の会見で、「一番大事なのは大飯原発の安全性。その基本に立ち返って議論する。日曜日(4日)に私の判断を伝える」と語った。また、調査団メンバーの広内大助・信州大准教授は「(関電の)解釈では説明できないような部分も実際にあると感じた。もう少し必要な調査がいると提案したい」と述べた・・・・・・・・・