前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福島県富岡町を視察しました。あらためて、原発即時ゼロへの決意を!総選挙でゼロ実現の政治を!

2012年11月16日 | Weblog
  総選挙が12月16日投票と決まった。がんばります。
  新聞では、「鈴木県議が民主を離党」「野田県議が役職辞任」など同僚議員の動向も目立ちはじめました。国会議員でも離党が相次いでいるように、地方でも泥舟から去る議員が増えているのでしょうか。
  鈴木県議は衆院選出馬を模索しており、ちょうど12月議会とかさなります。鈴木県議が辞職すれば、2人の欠員で県議補欠選挙がおこなわれます。こちらも激しいたたかいのようです。
  しかし、マスコミや政界、財界があおってきた二大政党政治の無残な末路です。
  あわてて選挙互助会のような政党が季節はずれの筍のようにでていますが、しょせんうたかたです。
  本流の対決軸は、「民主、自民、公明」など大増税や原発継続をすすめる勢力と、日本共産党とのたたかいです。がんばります。

  昨日は、県議会の福島県の視察を終えて、夜は共産党の選挙対策の会議や打ち合わせがつづきました。

  福島県では、原発事故による放射能汚染で住めない地域となっている富岡町を視察しました。
現地では、坂本栄司県議会議員、渡辺英博町議、安藤正純町議、高野善男都市整備課長、横須賀幸一企画課長、角政實議会事務局長のみなさんに応対していただきました。ありがとうございました。

  あたたかい陽気の町に町民の姿はなく、行方不明者を捜索する消防団のみなさんの姿がありました。田んぼなどはセイタカアワダチソウなどが生い茂り、原野のようです。高いところは3メートルにもなっているそうです。避難所とされていた施設には、ナンバープレートをはずされた車など放置されていました。地震被害で、屋根が傷んだ家々にはシートがかぶせられています。しかし、雨漏りもある、とお聞きしました。修理もできず、何年も放置されれば、住むことのできない状態になってしまうでしょう。
  いわき駅から楢葉、富岡に入ると、線量計がみるみる上昇し、バスのなかで「ピーピー」「チチ」と警報音が鳴りひびきます。

 「これからどうなるか。子供がどうなるか。先がみえない。地震、津波だけならなんとかなったが」
 「200人が原発事故での避難のなかで亡くなった。自殺者も多い」
 「11世帯25名が福井県でお世話になっています」
 「原発と共存共栄をはかってきたがこのざまです。安全基準が脆弱だった。福井がこのようなことにならないようにしてほしい」
 「避難している人間の現状が風化している。よくみてほしい。福井を安全にしてほしい」
 「私から福井をどうする、ということは言えないが、この現状をみて考えてほしい」

  一言ひとことが胸に突き刺さりました。
  原発即時ゼロへがんばります。
  大飯原発運転停止を求めてがんばります。力をあわせましょう!
  
  今日も、官邸前行動に呼応し、福井県庁・関電前で原発なくそう行動です。
  午後4時から、抗議行動・デモ行進、6時から7時半まで県庁前アクション。ぜひ、ご参加ください。