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前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

いよいよ本日、県政市政懇談会です。ぜひご参加ください。新年度は福井県の新幹線に53億円の税金投入。

2013年02月07日 | Weblog
  いよいよ本日です。
当初予算議会を前に、福井県政・市政についての懇談会を開催します。
  午後7時から。福井市学園の湊公民館です。お気軽にご参加ください。

  昨日は、新幹線問題での会合や、地域訪問、事務所の新年会などでした。
  夕方、関西電力から「大飯3号機で、運転員のミスで、非常用電源が1分間停電した」と連絡がはいりました。
「特別の体制」でやっている、と言っていますが人為ミスの根絶はなかなか難しい。

  新幹線問題では、政府予算案で福井県分が53億円、県の地元負担が貸付料などを計算せずに17億7000万。いよいよ大変な地元負担がはじまってくる。
  財政危機を呼号する一方での、このような長期間継続的な巨額支出はほかのさまざまな事業、県民生活に影響をおよぼさざるをえない。あらためて中止をもとめていきたい。
 
  この新幹線計画については、自然保護協会につづいて、日本生態学会も中池見湿地保全の観点から異議をとなえています。

以下、報道。

■福井・・・・中池見湿地の新幹線通過計画再考を 日本生態学会が国交相らに要望書

  ラムサール条約に登録されている福井県敦賀市樫曲の中池見湿地を北陸新幹線が通過する計画について、日本生態学会自然保護専門委員会は4日付で、湿地の生物に与える影響など新たな環境影響評価調査を求める要望書を太田昭宏国交相らに郵送した。

 同学会は生態学の研究者ら約4200人が加盟している。

 北陸新幹線については2002年に環境影響評価結果が公表されているが、要望書では「現在の路線は(公表時の路線より)150メートル湿地側に変更されている」と指摘。路線が通過する「後谷(うしろだに)」はミズトラノオやトチカガミなど湿地植物が多く生息する場所で、「工事によって壊滅的な影響を受ける」と訴えた。

 トンネル掘削や新幹線運行が水環境や生物に与える影響にも懸念を示し、「詳細な環境影響評価調査を実施し、結果を踏まえた計画の再考を要望する」とした。

 要望書は西川知事、河瀬一治敦賀市長、鉄道建設・運輸施設整備支援機構にも郵送した。

 同湿地の新幹線計画については日本自然保護協会なども昨年、ルート変更を求める要望書を国などに提出している。・・・・・・