前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

福井県議会議案事前調査会、周知期間ない退職金削減問題を追及。警察職員で18人が早期退職。

2013年02月22日 | Weblog
本日も原発ゼロへ!福井県庁・関電前では雪ニモ負けずに熱い行動です。ぜひご参加ください。

  2月22日(金) 33回目の福井県庁前関電前アピール行動 #ふくいにあつまろう
  16:00〜福井県庁前アピールタイム(スピーチなど)、17:30〜デモ、
 18:00〜福井県庁前関電前アピール(アートや音楽)です。

 3月10日には正午から福井フェニックスプラザで「原発のない 新しい福井を」集会が開催されます。福島県からの報告もおこなわれます。事故からまもなく2年。しかし、15万人もの方々がいまだに放射能からの避難生活を余儀なくされている福島の現実を忘れないでください。ぜひ、ご参加ください。


 それにしても、なんにも変わっていない東京電力です。赤旗記事 ⇒ 東京電力は20日の記者会見で、福島第1原発を3月1日に報道関係者に公開すると発表しました。本紙記者が「しんぶん赤旗」も参加できるか質問したところ、東電は大手全国紙、キー局のテレビや業界紙、一部のインターネットメディア、フリーなどに限るとして、「赤旗」は取材から排除されていることが明らかになりました。
これに対し「私たちはこれまでも何回も取材したいと伝えてきた。申し込みさえさせないのはおかしい」と抗議。
  会見に出席していた通信社やフリーの記者などからも「現場取材のやり方については、以前から改善を求めてきたが変わらない」、「会見に出席してきたメディアに現場取材の申し込みさえさせないのはあまりに不平等ではないか」「東電が取材する側を選別するのはおかしいのではないか」という意見が相次ぎました。
   しかし東電は、「(取材)バスの台数を増やすのは難しい」などといって「次回から検討する」の一点張りでした。・・・・・・・


         ★


  昨日は、県議会での会議などがつづきました。

  議案事前調査会では来週からはじまる県議会に提案される予算案や議案、計画案などの説明をうけました。
いよいよ大型公共事業の北陸新幹線や足羽川ダムが予算に本格的に登場です。
ニュースでは円安でのガソリン、灯油高での県民生活の大変さも報道されています。
さらに、年金削減や消費税増税などが生活を直撃します。税金の使い道を考えなくてはならない時期に、数十年前とおなじ発想での大型公共事業をすすめる政治でいいのでしょうか・・・・・。

  わたしがとくに取り上げたのは、県職員の退職金削減問題。何度も書いてきましたが、27日の議会に提案して、その日のうちに可決させ、3月1日から実施するという、全国でも稀な強引なやり方、職員への周知期間のなさ、などを問題としました。
総務部長は「対象者には話しをしてきている。やめる方にアンバランスが生じないように考えた。職責を十分考えてもらいたい」などと答弁しました。

  また、これほどの不利益がうまれるのに、人事委員会で審議していない問題も指摘しました。事務局長は「勧告は手当てについてはおこなっていない」などと答えました。

 くわえて、知事など特別職の高額退職金についての削減提案がないことを批判。総務部長は「いまはタイミングではない」などと理由にならない答弁をおこないました。

 さらに、警察職員について、組合がないのであり、このような理不尽な手当て削減は問題だ、と指摘。県警本部長は「対象職員には説明している」と答えたものの、「2月末での退職希望職員は18名」と答えました。
県庁、教職員での早期退職希望者はいない、との答弁がありました。しかし、今朝の福井新聞では教員で1人希望者がでている、と報道されています。


  県立大学の役員を8人から10人にする議案の説明もされました。 総務部長の説明だと、「現在は学内者5人、監査など2人、学外1人なので、経済界から2人増やしたい」ということです。 狙いは? はっきりしすぎているような気もします。ますます、学内の教員の声が反映しにくい大学となるのでは・・・・・・懸念が深まります。


 その後は、各派代表者会議での議場でのパソコン使用などについての協議、東洋大学教授をまねいた中国問題での研修会、政務活動費の使途マニュアルについての議会改革検討会議・・・などと続きました。

  夜は婦人後援会の方との地域訪問活動。「風邪をひいている」「インフルエンザにかかった」という方が何人もおられました。
まだ、雪が降り寒い毎日がつづきますので、お気をつけください。