昨日は、地域訪問活動やハーモニーホールでの福井センター合唱団の定期演奏会。
福井センター合唱団の今回の演奏会の取り組みは県民福井や赤旗などでも大きく紹介されました。今朝の福井新聞でも「50年の歴史 歌に込め」と大きく報道されています。
■県民福井・・・合唱団は一九六四(昭和三十九)年に設立。東京の中央合唱団の専従団員として合唱を学んだ木村晴美(旧姓田中)さん(72)=南越前町今庄=が、福井に合唱団をつくるために帰福、辻団長(72)=福井市三郎丸町=ら五、六人で立ち上げた。
当時、福井市内の公の場では歌える場所が少なくて会場探しに苦労し、お寺や幼稚園、教会などを借りて歌っていたという。一時は団員が三、四人になったときもあったが、合唱の持つ力を信じて存続させてきた。
これまで在籍した団員は二百人以上。一緒に活動する中で恋が芽生え、団員同士で結婚したカップルも二十組誕生した。辻団長は「昔は若者の交流の場でもあった」と話す。現在の団員は二十代から七十代まで二十一人。発足当時からのメンバーは、辻団長と妻の美知子さん(70)の二人だけだ。・・・・・・・
昨日の演奏会は合唱団五十周年記念と第三十回定期演奏会を兼ねて開催され、3部構成で、青春やたたかいの歌と注目の踊り、クラシックと多彩なプログラムでした。
たたかいはうたごえとともに・・・・ますますのご活躍を!
また、昨日は北九州市にある松本清張記念館企画の2泊3日のツアーが福井駅からスタートということで職員の方にご挨拶。膨大な松本清張文学を全国にたどる旅で、今回は北陸コース。私もずいぶん前に1度だけ参加したことがあります・・・・というか前進座観劇と食事会の部分だけで、てくてく歩く旅の部分は参加できなかったのですが。
★
いよいよ北陸新幹線の工事がはじまりました。
この計画の問題点は、●県民理解が不十分なこと、●身の丈にあわない巨大公共事業で県や市町の財政に歪みをもたらすこと、●身近な県民の足である北陸線はJRが経営責任を放棄し、地元自治体に押し付けること、です。
消費税増税のいっぽうで、社会福祉を削減しながら、壮大な無駄遣いをすすめることは許されません。
■県民福井・・・・用地取得協議9月開始 北陸新幹線金沢-敦賀
鉄道・運輸機構 福井市内から
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は三十一日、北陸新幹線の金沢-敦賀間での用地取得に向け、九月上旬から沿線集落との協議を開始することを明らかにした。対象はあわら市から南越前町までの六市町で、ルートの中心を決める測量を終えた集落。このうち移転物件が多く、市街地を通過する福井市内から順次着手していく。 (桂知之)
自民党県連(会長・山本拓衆院議員)がこの日、県選出国会議員、自民と公明両党の県議、県の幹部、沿線市町の首長、鉄道・運輸機構の石川裕己理事長ら関係者を集め、用地取得の課題に関する意見交換会をサンドーム福井で開催。その場で鉄道・運輸機構側は福井市で九月上旬、残るあわら、坂井、鯖江、越前の四市と南越前町では九月下旬から協議を始めることを表明。敦賀市は中池見湿地の環境調査の終了後となる、と説明した。
鉄道・運輸機構や県によると、中心を決める測量はあわら市-南越前町の沿線七十八集落のうち一集落を除いて終えており、現在はそうした集落で高架橋など構造物の設計を進めている。この設計に基づき、用地幅や必要となる道路、水路の付け替えなどに関して集落ごとに協議し、了解を得る手続きに入る。
構造物設置に伴い、通行できなくなる既存道路など計六百九十カ所については、新幹線事業の枠内で付け替えることになる。しかし、集落によっては地域振興策の実施や道路の新設など、新幹線事業内で対応できない要望が寄せられる事態も想定される。
このため、この日の会合ではそうした要望の実現に向け、沿線市町側から県や国と調整の場の設置を求める意見があり、最終的に県が設けることで合意。県などが要望する金沢-敦賀間での三年以上の工期短縮に欠かせない用地の取得事業について、山本会長は「一歩進んだと思う」と意見交換会の成果を口にした。
■新北陸トンネル掘削開始 待望の県内本格着工
まず「奥野々」4.9キロ
南越前町と敦賀市を結ぶ北陸新幹線「新北陸トンネル」(二〇キロ)の掘削工事が三十一日、始まった。県内区間での本格的な工事着手は、金沢-敦賀間の着工が認可されてから初めて。南越前町奥野々に設置した工事用仮設作業場で安全祈願があり、関係者らが工期中の無事故と敦賀までの早期開業を願った。 (山本真喜夫)
新北陸トンネルは、北側出入り口(南越前町東谷)から二・五キロと、南側出入り口(敦賀市樫曲(かしまがり))から四・五キロの計七キロを除いた一三キロを三つの工区に分けて発注しており、今回は三工区のうち最も北側の奥野々工区(四・九キロ)が着工した。残る大桐(三・六キロ)、葉原(四・五キロ)の二工区についても工事説明会を早急に開いて地元の理解を得た上で着手し、二〇一九年一月の完成を目指す。
写真
大林組や東亜建設工業など四社による特定建設工事共同企業体(JV)が主催した安全祈願には、県や町、建設主体となる鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の関係者、県選出の国会議員ら八十人が出席。鉄道・運輸機構の石川裕己理事長と西川一誠知事、川野順万(のぶかず)町長らがかま入れやくわ入れの儀式を執り行い、出席者が玉串をささげた。
石川理事長が「昨年三月に工事契約を結んでからようやく準備が整った。これまでに培った経験と技術を生かし、工事の安全と環境の保全に力を注ぎながら工事を進めたい」とあいさつした。
県内区間の工期短縮を国側に強く求めている西川知事は「着実に工事が進み、一日も早く金沢-敦賀間をレールでつなぐことが必要」と期待を込めた。
新北陸トンネルは、ラムサール条約に登録された敦賀市の中池見湿地を通るルートの問題などで、三工区以外の七キロの工事については未発注となっている。
福井センター合唱団の今回の演奏会の取り組みは県民福井や赤旗などでも大きく紹介されました。今朝の福井新聞でも「50年の歴史 歌に込め」と大きく報道されています。
■県民福井・・・合唱団は一九六四(昭和三十九)年に設立。東京の中央合唱団の専従団員として合唱を学んだ木村晴美(旧姓田中)さん(72)=南越前町今庄=が、福井に合唱団をつくるために帰福、辻団長(72)=福井市三郎丸町=ら五、六人で立ち上げた。
当時、福井市内の公の場では歌える場所が少なくて会場探しに苦労し、お寺や幼稚園、教会などを借りて歌っていたという。一時は団員が三、四人になったときもあったが、合唱の持つ力を信じて存続させてきた。
これまで在籍した団員は二百人以上。一緒に活動する中で恋が芽生え、団員同士で結婚したカップルも二十組誕生した。辻団長は「昔は若者の交流の場でもあった」と話す。現在の団員は二十代から七十代まで二十一人。発足当時からのメンバーは、辻団長と妻の美知子さん(70)の二人だけだ。・・・・・・・
昨日の演奏会は合唱団五十周年記念と第三十回定期演奏会を兼ねて開催され、3部構成で、青春やたたかいの歌と注目の踊り、クラシックと多彩なプログラムでした。
たたかいはうたごえとともに・・・・ますますのご活躍を!
また、昨日は北九州市にある松本清張記念館企画の2泊3日のツアーが福井駅からスタートということで職員の方にご挨拶。膨大な松本清張文学を全国にたどる旅で、今回は北陸コース。私もずいぶん前に1度だけ参加したことがあります・・・・というか前進座観劇と食事会の部分だけで、てくてく歩く旅の部分は参加できなかったのですが。
★
いよいよ北陸新幹線の工事がはじまりました。
この計画の問題点は、●県民理解が不十分なこと、●身の丈にあわない巨大公共事業で県や市町の財政に歪みをもたらすこと、●身近な県民の足である北陸線はJRが経営責任を放棄し、地元自治体に押し付けること、です。
消費税増税のいっぽうで、社会福祉を削減しながら、壮大な無駄遣いをすすめることは許されません。
■県民福井・・・・用地取得協議9月開始 北陸新幹線金沢-敦賀
鉄道・運輸機構 福井市内から
鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は三十一日、北陸新幹線の金沢-敦賀間での用地取得に向け、九月上旬から沿線集落との協議を開始することを明らかにした。対象はあわら市から南越前町までの六市町で、ルートの中心を決める測量を終えた集落。このうち移転物件が多く、市街地を通過する福井市内から順次着手していく。 (桂知之)
自民党県連(会長・山本拓衆院議員)がこの日、県選出国会議員、自民と公明両党の県議、県の幹部、沿線市町の首長、鉄道・運輸機構の石川裕己理事長ら関係者を集め、用地取得の課題に関する意見交換会をサンドーム福井で開催。その場で鉄道・運輸機構側は福井市で九月上旬、残るあわら、坂井、鯖江、越前の四市と南越前町では九月下旬から協議を始めることを表明。敦賀市は中池見湿地の環境調査の終了後となる、と説明した。
鉄道・運輸機構や県によると、中心を決める測量はあわら市-南越前町の沿線七十八集落のうち一集落を除いて終えており、現在はそうした集落で高架橋など構造物の設計を進めている。この設計に基づき、用地幅や必要となる道路、水路の付け替えなどに関して集落ごとに協議し、了解を得る手続きに入る。
構造物設置に伴い、通行できなくなる既存道路など計六百九十カ所については、新幹線事業の枠内で付け替えることになる。しかし、集落によっては地域振興策の実施や道路の新設など、新幹線事業内で対応できない要望が寄せられる事態も想定される。
このため、この日の会合ではそうした要望の実現に向け、沿線市町側から県や国と調整の場の設置を求める意見があり、最終的に県が設けることで合意。県などが要望する金沢-敦賀間での三年以上の工期短縮に欠かせない用地の取得事業について、山本会長は「一歩進んだと思う」と意見交換会の成果を口にした。
■新北陸トンネル掘削開始 待望の県内本格着工
まず「奥野々」4.9キロ
南越前町と敦賀市を結ぶ北陸新幹線「新北陸トンネル」(二〇キロ)の掘削工事が三十一日、始まった。県内区間での本格的な工事着手は、金沢-敦賀間の着工が認可されてから初めて。南越前町奥野々に設置した工事用仮設作業場で安全祈願があり、関係者らが工期中の無事故と敦賀までの早期開業を願った。 (山本真喜夫)
新北陸トンネルは、北側出入り口(南越前町東谷)から二・五キロと、南側出入り口(敦賀市樫曲(かしまがり))から四・五キロの計七キロを除いた一三キロを三つの工区に分けて発注しており、今回は三工区のうち最も北側の奥野々工区(四・九キロ)が着工した。残る大桐(三・六キロ)、葉原(四・五キロ)の二工区についても工事説明会を早急に開いて地元の理解を得た上で着手し、二〇一九年一月の完成を目指す。
写真
大林組や東亜建設工業など四社による特定建設工事共同企業体(JV)が主催した安全祈願には、県や町、建設主体となる鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)の関係者、県選出の国会議員ら八十人が出席。鉄道・運輸機構の石川裕己理事長と西川一誠知事、川野順万(のぶかず)町長らがかま入れやくわ入れの儀式を執り行い、出席者が玉串をささげた。
石川理事長が「昨年三月に工事契約を結んでからようやく準備が整った。これまでに培った経験と技術を生かし、工事の安全と環境の保全に力を注ぎながら工事を進めたい」とあいさつした。
県内区間の工期短縮を国側に強く求めている西川知事は「着実に工事が進み、一日も早く金沢-敦賀間をレールでつなぐことが必要」と期待を込めた。
新北陸トンネルは、ラムサール条約に登録された敦賀市の中池見湿地を通るルートの問題などで、三工区以外の七キロの工事については未発注となっている。