前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井市湊地区防災訓練に参加。ALS協会福井支部総会で福島県の実情をお聞きしました。

2014年06月23日 | Weblog
  昨日は、福井市内各地で防災訓練。あいにくの雨模様でしたが。私は地元の湊地区の訓練に参加しました。1000名近い参加者です。
 屋外訓練は中止となり、屋内での新聞紙での履物づくりや、食用油のランプづくりなどがおこなわれました。

 湊小学校や光陽中学校の生徒のみなさんも参加してましたが、家族ぐるみ、地域ぐるみで防災を意識して取り組みのは大事なことですね。







  午後は、第25回日本ALS協会福井支部総会に参加。
小川典子さんが新会長になられ、ご家族と参加され、娘さんがあいさつを代読されました。前会長の高澤さんへの思いあふれるごあいさつでした。

 講演は、ALS協会福島県支部の長谷川智美さん、いわき自立生活センターの長谷川詩織さんご夫妻。前回の福井での講演が縁でご結婚されたとか、まさに福縁、おめでとうございます。

 福島は地震津波とともに原発災害があり、介護人材の流出が大変で、担い手が不足している問題や、自殺者も増え続け、災害の直接死亡者をその後の関連死亡者が上回っている深刻な現状が報告されました。
 あらたな取り組みとしては、災害時のバッテリー供給事業で人工呼吸器使用の患者をささえる取り組み、県外からの人材確保として1人あたり最大45万円を支給する事業をはじめたそうです。
 在宅の基盤が脆弱になっていることへの危機感あふれる内容でした。
 
 福島原発事故で、自殺など関連死が増え続けていることや、賠償金などの問題で県民の間に溝ができているお話は本当に胸が痛みました。
 災害時バッテリー供給事業は、私も福井県に提案してきている内容です。大規模長時間停電では、命にかかわる在宅患者さんも少なくないわけで、いろんな工夫した取り組みが必要でしょう。

 会場では活動支援物販として福井県東郷産こしひかりでつくった「トック」を試食販売していました。たくさんの女性から試食をすすめられ、買いました。


  小川会長ご夫妻



  
  講演された若いお二人