前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

国も原発の規制機関の空洞化を狙う。再稼働反対へ金曜行動へ集まろう

2014年06月07日 | Weblog
 原発の推進側と規制側との垣根を取り払ってしまったら福島原発事故の教訓はいかされません。
 まさに、福島原発事故をまねいたのはそういう自民党政権の態度だったのではないか。

■福井・・・規制委人事、人選基準策定せず 石原環境相
(2014年6月6日午後0時43分)

 石原伸晃環境相は6日、原子力規制委員会の委員の人選で、民主党政権時代の2012年に定めた厳格な基準を適用せずに政府案を提示したことに関し、自民党政権としての人選基準も今後、策定しない方針を示した。衆院環境委員会で民主党の近藤昭一氏への答弁。

 また政府は6日、東京大大学院の田中知教授ら2人を委員候補とする国会同意人事案を閣議決定した。
 原子力の推進機関と規制機関の立場を明確にするため民主政権が定めた人選基準について石原氏は「民主党の政策であって考慮していない。法にのっとり、自信を持って(今回の候補者を)推挙している」と述べた。・・・・


 昨日は、99回目の再稼働反対アクションでした。大飯訴訟の原告団や新婦人の会、大阪からの参加者、原発ゼロめざす あわらの会などからのアピールがつづきました。私からも福井県の態度などをこの間の申し入れなどにそって話し、「福井県の態度は福島原発事故前と変わらない」と批判しました。
 まさに規制機関を推進側に取り込もうとする安倍政権の姿勢と変わりませんね。
 来週13日は100回目の原発再稼働反対アクションです。午後6時、福井県庁・関西電力前に集まりましょう!
 福井地裁判決を真摯にうけとめ、安倍政権も、西川県政も、原発再稼働はすすめるべきではありません!








 日本共産党福井市委員会として6月29日日曜日に原発問題でのシンポジュウムを開催します。
 6月29日日曜日午後1時半~  福井県教育センターホールです。

 パネリストは、
  ●日本共産党参議院議員  井上さとし議員
  ●福井大学名誉教授    山本富士夫先生
  ●大飯差し止め弁護団   島田広弁護士
  ●県議会議員       佐藤正雄     です。

 大飯原発運転差し止めの福井地裁判決をうけて、その意義や今後の運動、安倍政権と西川県政の原発政策をどう転換させていくか、などについて語り合います。
 ぜひ、ご参加ください。