先日の永平寺町議選の金元なおえ候補の出発集会で、腎臓透析が以前は、保険適用ではなく、田畑を売って治療費を捻出するか、死ぬしかなかった・・・それを日本共産党も国会でも大問題にして今日のように安心して透析治療がうけられる基盤をきずいてきた、ということなども紹介しました。
いま、安倍政権の医療改悪のなかで、学会からとはいえ、「透析中止の選択」などという提言がだされてきたことに、ますます時代の逆行を感じます。
このようなことで、「高齢者は透析治療をせずに死んでください」などという声が高まると大変だ。
かつて自民党の幹部は「枯れ木に水をやる必要はない」と述べたが、その考えはいままた、つよくなろうとしているのではないか。
この点でも、憲法の生存権にもとづくたたかいが必要ですね。
■日経・・・・ 「透析、本人の意思で中止も」 終末期患者巡り学会提言
病状が極めて重く死期が迫った終末期の患者への対応を巡り、日本透析医学会は9日までに、本人の意思が明らかな場合は人工透析を始めないことや、中止することも選択肢とする提言をまとめた。患者に判断能力がない場合は医師や看護師らのチームが家族と十分話し合い、意思を推定できれば尊重するとした。
同学会によると、慢性透析患者の数は2013年末で31万人を超える。新たに透析を始める患者の平均年齢は68.68歳で、心筋梗塞などの深刻な合併症を患う人が増加している。終末期を迎えた時、どこまで透析を続けるのか明確な判断基準がなく、治療の在り方が課題となっていた。
終末期医療を巡っては日本救急医学会が07年、救急患者に関し、人工呼吸器の取り外しも選択肢として容認する指針を作成。日本集中治療医学会など3学会共同の提言案も今年、まとめた。日本老年医学会も12年、胃ろうなどの人工栄養に関する指針を公表しており、各学会で取り組みが進んでいる。
日本透析医学会の提言は、不開始や中止といった透析見合わせを検討する状況として、透析をすること自体が患者の生命に危険を及ぼす場合や、がんなどで全身状態が極めて悪く、患者自身が意思を明示している場合などを挙げた。
いったん透析を見合わせた後も状況に応じて開始、再開できると強調。患者の希望に沿うケアで身体的、精神的な痛みを緩和し、みとりをする家族への支援を実施することも盛り込んだ。
提言作成に関わった春日井市民病院(愛知県)の渡辺有三院長は「終末期医療の在り方を巡り、国民に議論を深めてもらうきっかけになればと考えている」と話した。〔共同〕
いま、安倍政権の医療改悪のなかで、学会からとはいえ、「透析中止の選択」などという提言がだされてきたことに、ますます時代の逆行を感じます。
このようなことで、「高齢者は透析治療をせずに死んでください」などという声が高まると大変だ。
かつて自民党の幹部は「枯れ木に水をやる必要はない」と述べたが、その考えはいままた、つよくなろうとしているのではないか。
この点でも、憲法の生存権にもとづくたたかいが必要ですね。
■日経・・・・ 「透析、本人の意思で中止も」 終末期患者巡り学会提言
病状が極めて重く死期が迫った終末期の患者への対応を巡り、日本透析医学会は9日までに、本人の意思が明らかな場合は人工透析を始めないことや、中止することも選択肢とする提言をまとめた。患者に判断能力がない場合は医師や看護師らのチームが家族と十分話し合い、意思を推定できれば尊重するとした。
同学会によると、慢性透析患者の数は2013年末で31万人を超える。新たに透析を始める患者の平均年齢は68.68歳で、心筋梗塞などの深刻な合併症を患う人が増加している。終末期を迎えた時、どこまで透析を続けるのか明確な判断基準がなく、治療の在り方が課題となっていた。
終末期医療を巡っては日本救急医学会が07年、救急患者に関し、人工呼吸器の取り外しも選択肢として容認する指針を作成。日本集中治療医学会など3学会共同の提言案も今年、まとめた。日本老年医学会も12年、胃ろうなどの人工栄養に関する指針を公表しており、各学会で取り組みが進んでいる。
日本透析医学会の提言は、不開始や中止といった透析見合わせを検討する状況として、透析をすること自体が患者の生命に危険を及ぼす場合や、がんなどで全身状態が極めて悪く、患者自身が意思を明示している場合などを挙げた。
いったん透析を見合わせた後も状況に応じて開始、再開できると強調。患者の希望に沿うケアで身体的、精神的な痛みを緩和し、みとりをする家族への支援を実施することも盛り込んだ。
提言作成に関わった春日井市民病院(愛知県)の渡辺有三院長は「終末期医療の在り方を巡り、国民に議論を深めてもらうきっかけになればと考えている」と話した。〔共同〕