前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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福井県がすすめる新幹線、北陸線第三セクター計画についてのアンケート活動はじまる

2014年07月23日 | 福井県政
 昨日は、9条の会の例会で、北陸3県交流会の内容などを9条の会ふくいの屋敷事務局長からお聞きし、今後の活動などについて話し合いました。集団的自衛権行使容認に安倍政権が暴走する中で、ますます9条の会の多様な活動を発展させることが求められていると思いますね。

  また、新幹線延伸と在来線を考える会の朝の宣伝行動を福井駅頭でおこなわれ、参加しました。
本来このような県民調査は福井県などがおこない、施策に反映させるべきでしょうが、なぜか福井県は中心的な施策についての県民意識調査はやらないのです。以前の福井空港拡張計画の時もそうでしたし、原発再稼働問題でも、新幹線と在来線の3セク問題でもやらないのです。

 こういう姿勢は私は、非常に問題だと思います。なぜ県民の声を聞かないのか? と思います。


 それで、というわけではありませんが、この市民団体は、この間、福井県庁職員の方もまねいて県内各地で新幹線問題の学習会などを開催してきました。
 
 いよいよ来春が金沢開業ですが、福井県の新幹線計画も3年前倒しを!ということで、西川知事、私以外の議員が加入している新幹線推進の議員連盟も必死です。

 しかし、肝心の県民の声が反映していないのではないでしょうか。

 大変な財政負担の問題があります。県民生活にしわ寄せがこないのでしょうか。

 肝心の通勤通学の足である北陸線がJRの経営から分離され、3セクに。運賃値上げなどの懸念があります。

 いまなら、大阪、名古屋まで乗り換えなしで特急で行けるのに、敦賀で乗り換えなくてはならない懸念も生じます。
   運賃が高くなるのに、逆に不便になる危険性があるのです。
  
 
  新幹線は、福井県民にとってバラ色だけではない、ということを県民ひとりひとりが考えなくてはならないのではないでしょうか。

  知事や市長、議員におまかせで、あとで「しまったなあ、こんなはずではなかった」と思っても遅いのですから。

 今回のアンケート活動はそのきっかけになるのではないでしょうか。





■NHK・・・新幹線と在来線のあり方は

  北陸新幹線の敦賀延伸や、新幹線開業後、JRから経営が分離される並行在来線のあり方について、県民の意見を聞くアンケート調査が、JR福井駅前で行われました。
このアンケート調査は、県労連などでつくる団体が行ったもので、JR福井駅前には団体のメンバー6人が集まりアンケート用紙を配りました。

  アンケートでは、平成37年度に開業予定の北陸新幹線の敦賀延伸について、ばく大な税金が投入されることについてどう思うかや、新幹線の開業に伴って、JRから経営が分離され、県などが出資する第3セクターによって運行される見通しの並行在来線は、運賃が値上げされる可能性があることについて、どう思うかなどをたずねる内容です。
アンケートを行った「北陸新幹線福井延伸と在来線を考える会」は、7月いっぱい北陸線の8つの駅で調査用紙を配り、郵送で回答してもらう予定で、橋川洋事務局長は、「アンケートを通して県民が北陸新幹線に対してどう考えているかをまとめ県などに意見書として提出していきたい」と話していました。

07月22日 12時27分