前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

ふたたび日本国民を塗炭の苦しみに追い込みかねない安倍政権と対決する、しんぶん赤旗をお読みください

2014年07月29日 | Weblog
  昨日は、金元書記長、山岡さんとの街頭宣伝。朝日新聞の関電元副社長のなまなましい政界買収記事も紹介しながら原発ゼロを訴えました。





 昼、夜と後援会の方との訪問活動や共産党の会議などがつづきました。
訪問のなかでは、「暑い中、ごくろうさんです。消費税増税、年金削減ではたまりません」「戦争準備の安倍内閣はほんとに心配です」「共産党がんばってください」などの安倍政権への心配の声、共産党への激励をいただきました。

 「共産党は関西電力やゼネコンから政治献金を受け取らずに、清潔な政治でがんばってます。ぜひご支援お願いします」とよびかけ、しんぶん赤旗を読んでいただける方も5人増えました。嬉しいです!
 
 ふたたび日本国民を塗炭の苦しみに追い込みかねない安倍政権と対決し、展望をしめしている赤旗をぜひお読みください。
ごいっしょにこんなおかしな政治を変えていきましょう!
  福井の方のお申し込みは 0776-27-3800 まで。


 安倍政権と国会のなかで正面対決している、佐々木衆議院議員のメッセージに心うたれました。紹介します。

◆私はこのところ、来年の統一地方選挙に向けた党の全国遊説の一環として、各地の演説会でお話をする機会が増えています。昨日は、秋田市で。その前は岐阜県高山市、宮崎市でした。愛知県春日井市では、リニア問題のシンポジウムが開かれパネリストとなりました。
  どこも、会場いっぱいの参加者で、熱気あふれる集まりになっています。そのなかで、日本共産党への入党者も増えています。先日も、私が推薦人になり1人入党していただきました。入党の動機は、いまの安倍政権の“暴走”に歯止めをかけ、平和で安心できる社会をつくりたい、ということでした。
  強まる反動攻勢に、正面から対抗するためには、それと対決する力を大きくするしかありません。

  国民の多くが恐れているのは、集団的自衛権行使を容認するという安倍内閣の閣議決定によって、「戦争する国」になってしまうのではないかということです。この理不尽な状況を打開するために大切なのは、改めて戦後の原点を振り返ることです。

  1945年(昭和20年)に特攻隊の隊員になり、出撃する前に終戦を向かえ、その後、弁護士となり日本共産党の国会議員になった人がいました。それは、東中光雄さんです。東中さんは、自らの歩みを振り返って、こう書いています(2000年発行のパンフレットより)。

  「私は戦前、『神国日本』にかりたてられ、海軍兵学校に入り、ゼロ戦特攻隊となり、『お国のために命を捧げよう』と覚悟を決めた。その出撃前に敗戦をむかえました。戦争は誰が、なぜ、なんのために起こしたのか――この反省にたってつくられたのが、戦争放棄・主権在民をうたった日本国憲法でした。これが日本の政治の原点となったのです。『神の国』を体験したものとして、子や孫が、アジアや世界で平和の道をすすむように、いま国のかじとりを誤ってはならないのです」。その通りだと思います。

  私が、演説会で紹介しているのは、1947年につくられた『あたらしい憲法の話』という教科書です。「戰爭の放棄」の項には、こう書かれています。

  「いまやっと戰爭はおわりました。二度とこんなおそろしい、かなしい思いをしたくないと思いませんか。こんな戰爭をして、日本の國はどんな利益があったでしょうか。何もありません。たゞ、おそろしい、かなしいことが、たくさんおこっただけではありませんか。戰爭は人間をほろぼすことです。世の中のよいものをこわすことです」。

  「こんどの憲法では、日本の國が、けっして二度と戰爭をしないように、二つのことをきめました。その一つは、兵隊も軍艦も飛行機も、およそ戰爭をするためのものは、いっさいもたないということです。これからさき日本には、陸軍も海軍も空軍もないのです。これを戰力の放棄といいます。『放棄』とは『すててしまう』ということです。しかしみなさんは、けっ
して心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの國よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」。

  ――「世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」という言葉が、私は大好きで、この部分を読み上げると、いつも胸が熱くなります。
  あまりにも道理の通らない理不尽な政治が横行しているいま、この原点をしっかり踏まえてたたかわなければなりません。そのために、私は全力を尽くします。