「弛(たゆ)む」という語には「疲れる。だるくなる。」という語釈があり、太平記(14C後)の用例を早い例としてあげていますが、もっとさかのぼる用例があります。
かぜによりうてばころもをてもたゆみさむさにいそぐ秋のよなよな
(曾禰好忠集・240)
『和歌文学大系54 中古歌仙集一』明治書院、H16、43ページ
「弛(たゆ)む」という語には「疲れる。だるくなる。」という語釈があり、太平記(14C後)の用例を早い例としてあげていますが、もっとさかのぼる用例があります。
かぜによりうてばころもをてもたゆみさむさにいそぐ秋のよなよな
(曾禰好忠集・240)
『和歌文学大系54 中古歌仙集一』明治書院、H16、43ページ