monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

錆江(さびえ)

2023年07月04日 | 日本古典文学-坤儀

忠房朝臣つのかみにて、新司はるかたかまうけに屏風てうして、かのくにの名ある所所ゑにかかせて、さひ江といふ所にかけりける 忠峯 
年をへてにこりたにせぬさひえには玉も帰りて今そすむへき
(後撰集~日文研HPより)

江月
秋の霜剣やふりて朽ちぬらんさひ江の水にくもる月かけ
(草根集~日文研HPより)

しもかれの-さひえのあしへ-ゐるかもの-なくねもかなし-ありあけのそら
(宗祇法師集~日文研HPより)