monoろぐ

古典和歌をメインにブログを書いてます。歌題ごとに和歌を四季に分類。

伸子(しんし)張りに初挑戦

2012年01月10日 | 裁縫箱

 かなり以前に購入していた伸子張りの道具一式。初めて使ってみました。洗い張りに出すほど上等でもない、自分で洗って大丈夫そうな着物を、コートにしたいと思ってほどきました。洗濯も汚れ落としを優先させて、石けん洗剤+お湯で、だいぶ色落ちさせつつゴシゴシ洗いましたが、古いシミはやや薄くなったか、という程度でした。
 自宅は十分な広さがないので、身頃1枚+袖1枚を1セットにしました。(洗う前に縫い合わせて、1枚の布にしておきます。)両端を張手棒にかませた布を部屋の端から端に張り、伸子を10cm間隔ぐらいに刺していきます。これがもっと苦労するかと思いきや、案外簡単にできました。
 そして、ストーブの熱気であっという間に布が乾いていきます。時間を見はからって、もう片方の身頃+袖も洗って伸子張り。布を張るスペースさえあれば、手軽に(そして安価に)洗い張りができることがわかりました。
 ただし、布の耳は真っ直ぐには仕上がらないのが難点でしょうか。着物を洋服にリメイク、なんて時なら、型紙を置いて切るので耳は関係ないから、丁度よいかもしれません。


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