照射(ともし) 2012年06月08日 | 日本古典文学-和歌-夏 狩人(かりびと)の夏の夜ふかくいるさ山ともしのかげの見えみ見えずみ(二条太皇太后宮大弐集) 寄る鹿の星かともしの光かも嶺たつ雲に明くるみじか夜(草根集) ともしするほぐしの松も消えなくにと山の雲あけわたるらむ(千載和歌集) ともしすと山のしづくにそぼちつつ尾の上(へ)に夜をも明かしつるかな(金葉和歌集・初度本) ともしするは山の火串(ほぐし)夜もすがらもゆるや鹿のおもひなるらむ(新千載和歌集) 鹿の立つはやまのやみにともす火のあはでいく夜をもえあかすらむ(新勅撰和歌集) « 寄雲恋 | トップ | 六月の文様 »
コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます