「根差(ねざし)」用例 2015年12月20日 | 日本国語大辞典-な行 「根差(ねざし)」という単語には「ねざすこと。地中に根をのばすこと。また、その根。」という語釈があり、日本国語大辞典・第二版では、『源氏物語』(1001-14年頃)の例が早いのですが、100年ほどさかのぼる用例があります。 為君(キミガタメ)根刺将求砥(ネザシモトムト)雪深杵(ユキフカキ)竹之園生緒(タケノソノフヲ)別迷鉋(ワケマドフカナ)(新撰万葉集・巻之上・冬歌二十一首・191)『新編国歌大観 第二巻 私撰集編 歌集』角川書店、1984年、182ページ « 古典の季節表現 冬の恋 | トップ | 「ささ川」という単語 »
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