ともすれば、ワーキング・プアは若者の問題だと考えられがちだ。
私もどこかそういう認識があった。
特に、就職氷河期にあった4つ5つ上の世代の、非正規就業に関連付けられて
話が出てくるからかもしれない。
彼ら、若者のワーキング・プアの問題は、
彼らが結婚し、子供を持ったときに「貧困の再生産」(経済学では、動学的貧困:poverty dynamicsとか言うらしい)
の問題としてより深刻になる。
もしくは、プアなために結婚できない、子供をつくれない、といった問題。
逆に言えば、今子供がいたり、ローンがあったり、という
「大人のワーキング・プア」は、「今の」深刻な問題である。
昨年反響が大きかったらしいNHKの番組「ワーキング・プア」の再放送は、
そこに力が入っていた。(さっき、再放送がやっていて観たのだ。)
女性、中小企業、高齢者。
中小企業がグローバル化の波に翻弄され、
安い中国の労働力、もしくは日本国内の中国人労働者(研修生として
月給5万円くらいで生活する外国人労働者)との競争条件の中で
収入が決まっていく。=下がっていく。
彼らには子供がいる。
「貧乏から抜け出すには一に勉強二に勉強」
というのはビートたけしの母親だが、
プアに陥った彼らは誰よりも子供の進学を願うはずなのである。
結果、仕事は、増える。
教育費の高い日本で、貧困の連鎖はかなり起きやすくなる。
パートを3つかけもつお母さんや、夜勤のガソリンスタンドで
子供2人を育てるお父さん。
「彼らが体を壊したら」と思わずにはいられない。
時々、こういう番組は見なくちゃだめだ。
最近はBSドキュメンタリーも見てないな。
「お前らがこういう問題を考えなくて誰が考えるんだ?」
と先生の声が聞こえてきそうです。
私もどこかそういう認識があった。
特に、就職氷河期にあった4つ5つ上の世代の、非正規就業に関連付けられて
話が出てくるからかもしれない。
彼ら、若者のワーキング・プアの問題は、
彼らが結婚し、子供を持ったときに「貧困の再生産」(経済学では、動学的貧困:poverty dynamicsとか言うらしい)
の問題としてより深刻になる。
もしくは、プアなために結婚できない、子供をつくれない、といった問題。
逆に言えば、今子供がいたり、ローンがあったり、という
「大人のワーキング・プア」は、「今の」深刻な問題である。
昨年反響が大きかったらしいNHKの番組「ワーキング・プア」の再放送は、
そこに力が入っていた。(さっき、再放送がやっていて観たのだ。)
女性、中小企業、高齢者。
中小企業がグローバル化の波に翻弄され、
安い中国の労働力、もしくは日本国内の中国人労働者(研修生として
月給5万円くらいで生活する外国人労働者)との競争条件の中で
収入が決まっていく。=下がっていく。
彼らには子供がいる。
「貧乏から抜け出すには一に勉強二に勉強」
というのはビートたけしの母親だが、
プアに陥った彼らは誰よりも子供の進学を願うはずなのである。
結果、仕事は、増える。
教育費の高い日本で、貧困の連鎖はかなり起きやすくなる。
パートを3つかけもつお母さんや、夜勤のガソリンスタンドで
子供2人を育てるお父さん。
「彼らが体を壊したら」と思わずにはいられない。
時々、こういう番組は見なくちゃだめだ。
最近はBSドキュメンタリーも見てないな。
「お前らがこういう問題を考えなくて誰が考えるんだ?」
と先生の声が聞こえてきそうです。
私は終わらないよ。マダマダ始まったばかりだ。
ポーランドの昔の映画を見てると、
旧共産圏で自殺率が高いの妙に納得しちゃう。
あーお酒が飲みたい。
とりあえず一段落であります。
転職率高いと自殺率減少するかも。
ちなみに今の自殺率トップ5は
すべて旧共産圏だった気がするな。。。。。
大学教育の質とセットだと思ったり。
企業は大学教育なんか当てにしてないから
企業内教育を充実させて、
内部労働市場を強健に作り上げる。
大学教育が、シグナルではなくて本当に人的資本を作ってると
企業に思わせられるなら、
その一般技能に対しては賃金払わなくて済むし、
手放すのも小さいコストしかかからない。
大学教育の質を上げて、授業料を安くしたら
職業訓練大学校を機能的にするより
ずっと安く、失業者のカムバックを促せるような気がする。
なんなんだろうね、製造業傾斜で経済発展したのは
ドイツも同じはずなのに。
転職成功率が高ければ、日本の自殺率はだいぶ
減少するんじゃ?と太朗と話したことあるなぁ。
あの悪循環が続くと、まあ生産性も低くなるが、全体的に社会が劣化していく。
で、そこで悪循環をとめなければならん、と主張するということは、
優秀な人間の多い社会にしなければならん、と言うことと同じ。
ヒトラーの優生学と同じになってしまう。
教育の階層化というのは、こういう長期的な問題を含んでる。
だから、それを視野にいれながら、教育の階層化自体の短期的な問題を挙げて、
「機会の平等を!」とシンプルに叫んだほうが、
ずーっと扱いやすい。
日本の人的投資はどうなんだろうなあ。
いくら人的投資しても、会社のほうの中途採用枠が狭ければカムバックできない。
こっちきて思うが、日本での条件のいい再就職の難しさって、人的投資云々よりも、
会社のほうが硬直的すぎるからのような気がしてしまうな。
「我慢しない」って書くから。
「我慢できない」って書けば「そうだよね」と思ったわけで。
「ここをつめて政策論にすると優生学に近くなる」
今のままでは、低学歴=生産性の低い労働力が増えて、外国人労働者と同じマーケットになりかねない潜在的ワーキング・プアが増える。経済成長の足を引っ張り、治安が悪くなる!
・・・という言い方ではなくて、「教育論」、
本当の意味での機会の平等を!学ぶ楽しさを!
という言い方で政策を考えないと危ない世論を作り出しちゃうよ、ということ?
学歴の話と対になって、能力開発の話もある、と昨日の授業で言ってたな。
日本は失業者に対する能力開発政策が貧困、労働需要を無視した形だけのトレーニングor不必要な教育訓練(ノバとか)への給付金。
低所得層が這い上がるきっかけには到底ならない。
職についても、低質な職にしか就けない。
意味のある能力開発を可能にするには、「仕事の定義」が必要だって。
日本は男性就業社会、属人的な仕事の仕方だから仕事の分割が難しくて、定義もできない。だからワーキング・シェアとか明確な労働需要も把握しにくい。
人的投資という意味では、教育論とつながる話、かつあまり日本では議論のもありあがってない領域なのかなという感想です。
彼らにはお金がない+お金がなければ高学歴になれない教育システム。
今は、親が低学歴でお金がないならば、高い教育も受けられない。
昔は、お金がなくても、高い教育を受けられるチャンスが今よりもあった。
低学歴ワーキングプアにも、高学歴観の一人っ子に対抗しようという根性はある。でも、それが顕在化して、親が低学歴ほど子供が高学歴になるか?それだったら、苦労しないぜ。政府による教育サービスなんていらない。
だからこそ、今のままでは、低学歴の親→子供をたくさん生む→低学歴の子供たくさん→低学歴の親たくさん、、という悪循環に陥る可能性がある。
ここをつめて政策論にすると、優生学に近くなる。だから、これを視野に入れながら、教育論にうつしたほうがいい。
低学歴でワーキングプアに陥りやすい層が
子供を生む。
高学歴親の一人っ子に対抗するために
学歴だけはがんばってつける。
失業率も低いし、今なら
工業高校とか福祉系高校とかに行くかもって気も。
日本の母子家庭はほんとに悲惨だよね、
私が母子家庭になったらイギリス行こうかな。
暮らしてはゆけそう。
そして進学時にはデンマークへ☆
今の中年ワーキングプアは賃金安と教育費高の二重のプアに耐えてる。
でもこれからのワーキングプアは教育費高には我慢しないだろうな。
いいにくい部分だが、高学歴女性は子供持たないからな。。。。。
優生学みたいだ。あーこわい。
テストくだらなねー