亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

静かな期末

2009年06月30日 16時00分18秒 | 金市場
全般的に上半期末で静かな展開。積極的に動くというより、後半戦に向けて状況を分析という感じ。極度の悲観もまた楽観も消え次の行動へのモラトリアム。金市場の視点からは7月は節になる月でもある。一般には実需は一巡し欧米も夏休み入りで静かな展開ということだが、年金に動きが出ることがある。ETFの動静を引き続き見守るということか。人民銀行の周小川総裁が、外貨準備政策につき急な変更はないと発言したとのこと。そりゃ、そうでしょ。しかし、こうしたニュースにいちいち反応しても始まらない。“急な変更”はなくとも“周到な変更”はあるということ、状況をみながら。

表面は凪状態の期末の市場。米国財務省の鳴り物入りの不良資産買い取り官民共同プログラムの先行きが怪しくなってきている様子。7月にはいろいろニュースが飛び出しそう。

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1 コメント

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インドはどうかしら? (さとうにしき)
2009-07-01 00:02:51
我々ね知らないところで、米中が色々と駆け引きしているみたいですが、ワタシは実需面にも目を向けたいと思います。
インド人やトルコの実需が出るまでワタシは買いません。

会社辞めてフリーになったので、来週、今度の秋冬にやってくる、ダウリーの金需要予想見込みを調べにインドに視察してきます。
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