先週２６日に中国人民銀行が発表した「金融安定化報告」の内容が為替市場の材料となった。国際通貨体制につき「ひとつの通貨が世界の金融システムを独占するのは深刻な問題がある」とＩＭＦ（国際通貨基金）の合成通貨ＳＤＲを重視する構想を改めて表明・・・・というよりドル基軸通貨体制を牽制。現在ＳＤＲの構成比率はドルが４４％、ユーロが３４％、円が１１％、ポンドが１１％となっている。構成通貨の見直しは５年ごとに行われており、次回は２０１０年の予定。２０１０年は無理としても中国はＳＤＲ構成通貨に人民元を入れることを目指している。
いまやＧＤＰで日本を上回るのは時間の問題となっている中国。人民元の国際通貨市場へのデビューは、為替取引にどの程度の影響を及ぼすか未知数。そのタイミングは間違いなく迫っているが、為替市場ではデビュー前、デビュー後という移行期特有の波乱の可能性も考えられる。そうした側面を考えた欧米機関投資家による「無国籍通貨」たる金の保有拡大という流れも考えられ、それはすでにETFの保有拡大というかたちで表面化しているともいえる。
いずれにしても中国の存在がジワジワ増している。中国要因で横断的に市場が動くことも多くなってきた。
先週末米国では新たに５つの地方金融機関が破綻しこれで今年に入って４５行目となった。２００８年の年間で２５行を大きく上回るペースで破綻が広がっている。失業率の上昇とともに不良債権の拡大が目立っている。その雇用統計。今週は週末３日が米国独立記念日の振り替え休日となるため発表は７月２日木曜日に繰り上げられる予定。
いまやＧＤＰで日本を上回るのは時間の問題となっている中国。人民元の国際通貨市場へのデビューは、為替取引にどの程度の影響を及ぼすか未知数。そのタイミングは間違いなく迫っているが、為替市場ではデビュー前、デビュー後という移行期特有の波乱の可能性も考えられる。そうした側面を考えた欧米機関投資家による「無国籍通貨」たる金の保有拡大という流れも考えられ、それはすでにETFの保有拡大というかたちで表面化しているともいえる。
いずれにしても中国の存在がジワジワ増している。中国要因で横断的に市場が動くことも多くなってきた。
先週末米国では新たに５つの地方金融機関が破綻しこれで今年に入って４５行目となった。２００８年の年間で２５行を大きく上回るペースで破綻が広がっている。失業率の上昇とともに不良債権の拡大が目立っている。その雇用統計。今週は週末３日が米国独立記念日の振り替え休日となるため発表は７月２日木曜日に繰り上げられる予定。
いつまで、このような馬鹿な事をし続けるのであろうか？誰が、早く逃げ出すかのチキンレースが始まっている。逃げ遅れれば、全てを失うかもしれない。BRICSは、既に、もう逃げ出している。
中国の行く末は今後の日本に大きく影響する。
はりぼて中国経済の崩落と軍部の暴走。
丸々と肥え太った豚のような、美味そうな日本に対して、この無邪気な国民性を、中国や傀儡はどのように攻めてくるか。