ドル円相場は115円のところのオプション攻防戦が言われていたが、今朝の様子ではあっさり決着がついてしまった様子。ゆっくりした循環のなかで、ここまで戻りの頭が着実に下がって来たドル円相場。このところの相場展開はドル安の結果としての円高ということなので、こちらもドル建て金相場と同じようにどこかで加速しないでは終わりそうにない。
2日掛りのバーナンキ議会証言は、踏み込んだ金融緩和を改めて確認。昨年まで対応が不十分で遅い(too little to late)との批判が付いて回ったバーナンキFRBだが、年明け以降は一転して積極攻勢に出たのは、予想を超えたテンポで悪化が進んでいるとの認識に基づいたものだろう。だからこそ初日の議会証言で、そしてこのところのFOMCでもたびたび現れる(後手に回らぬよう)「insurance(保険)」ということばの下、予防的な過剰とも見える利下げに踏み切っているということ。今回は「adequate insurance(適切な保険)against downside risks」との表現が使われていた。
それにしても米国景気に陰りが出てから具体的に個別の指標がドミノ倒しのようにドタバタと悪化を始めているが、その進行のスピードが速い。そう思って見れば、金にしてもドル円相場にしても、動き出せばあれよあれよという間に目標価格や節目となる価格がやってくる。これもグローバル化とIT革命のなせる業ということか。金の1000ドル示現が速まりそうなのと同じく、ドル円の101円台も意外や近いのかも知れぬ。金市場について見れば、3月18日の0.5%あるいはそれ以上の利下げは織り込んでいるのは、もはや言うまでもないだろう。足元の相場は既にそれ以降の政策判断を睨んだ上での展開になっているということではないか。
2日掛りのバーナンキ議会証言は、踏み込んだ金融緩和を改めて確認。昨年まで対応が不十分で遅い(too little to late)との批判が付いて回ったバーナンキFRBだが、年明け以降は一転して積極攻勢に出たのは、予想を超えたテンポで悪化が進んでいるとの認識に基づいたものだろう。だからこそ初日の議会証言で、そしてこのところのFOMCでもたびたび現れる(後手に回らぬよう)「insurance(保険)」ということばの下、予防的な過剰とも見える利下げに踏み切っているということ。今回は「adequate insurance(適切な保険)against downside risks」との表現が使われていた。
それにしても米国景気に陰りが出てから具体的に個別の指標がドミノ倒しのようにドタバタと悪化を始めているが、その進行のスピードが速い。そう思って見れば、金にしてもドル円相場にしても、動き出せばあれよあれよという間に目標価格や節目となる価格がやってくる。これもグローバル化とIT革命のなせる業ということか。金の1000ドル示現が速まりそうなのと同じく、ドル円の101円台も意外や近いのかも知れぬ。金市場について見れば、3月18日の0.5%あるいはそれ以上の利下げは織り込んでいるのは、もはや言うまでもないだろう。足元の相場は既にそれ以降の政策判断を睨んだ上での展開になっているということではないか。
#去年よりも日本の立場は相対的に良くなっている(?)ので、統合シナリオを頭の体操しなおしてみるのは面白いかも。
最悪あっても面白いかな程度でした。まさかレスしてくれるとは思っていなかったので恐縮です。ただ、外貨準備が徐々に毀損してくれば狂った世論の後押しなどで介入もありかなと思っています。流動性供給をすればアメリカの立ち直りも早くなる可能性があります。日本の政治家やマスコミは物価高を歓迎するかもしれません。ギョウザ問題と絡めて国内生産重視キャンペーンをすれば本質から目を離させることが出来て意外と介入よしとなるかもなどと邪推してます。いずれにせよ。輸出企業なしに日本の未来はない選択は現在も生きているので公債が崩れる前に手当てしなければアメリカと共倒れになりかねません。