今週に入り急速に“商品市場は買われ過ぎ”というニュアンスのレポートやら分析が増えて来た。代表的なところはゴールドマンサックスでエネルギーを中心に全般に益出しの手仕舞い売りを推奨とのこと。それがあってかどうか、原油は急落。もともと20~30ドルは過剰流動プレミアムが乗っているとお話もあるので、下がったとは言えWTIなどまだ106ドル台だし。
ところで足元の金市場には大きく5つのポイントがある。挙げれば基本的なものばかりだが、ここからの枝葉の部分が問題。
① 米国の金融政策の方向性・・・・・・QE2は6月まで実施の方向
② ユーロ圏での財政・金融危機の行方・・・・ポルトガル支援要請を受け目先は一段落もスペイン戦の仕掛けを探るファンド筋
③ 中国、インドなど新興国需要の行方・・・・・インドは足元の4、5月が婚礼需要期。年始中国での需要の程度がサプライズとなるか否か(予想を大きく上回る結果)。
④ 北アフリカ・中東情勢の行方・・・・サウジ、イラン、イスラエルの動向。
⑤ 日本における震災、原発汚染およびエネルギー供給問題。
ユーロ圏での先行きの債務のリストラという名のデフォルト問題はいわゆる「ソブリン・リスク」だが、米国の財政問題もクローズアップされそうな流れ。最近もIMFがファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の債務保証を、米国政府のバランスシートに正式に計上すべきとの報告書を作成したとのこと。まぁ目先は月中旬とされる上連邦債務の5限接近が話題となりそうだが。この財政支出問題については、バーナンキ議長が以前、といってもそれほど前でもないが、赤字は中長期的課題であって目先は削るのはヨロシクないという発言をしていたのを気に留めていたのだが、3月FOMCの議事録ではデフレの危機は遠のいた・・・という認識になっていたので考えも変ったか?
ドル建て金価格も、このところ各種平均線との乖離が目立っていたので、適当な押しはむしろ歓迎すべきと思う。ETFはヘッジファンドの売りもありそうだ。しかし、今日のようなタイトルで書くのは初めてではないかな。
今朝の名古屋の夜明け
家や土地などの物理的な資産が価値を失う可能性もあり、これ以上国土が汚染されないことを祈りますが、万が一も起こり得る状況だけに恐ろしい。
生産者物価は低い伸び・・。
消費者物価はどうだろう・・?
ドル売られる・・。
金に投資するなら税制の事も勉強も必要みたい。ある時株のセミナーで金ゴッドと金ETFに投資する違いは?と質問が出た。私は税制が違う!と(胸の中で)答えた。
これから子育てする訳じゃないので風評被害の野菜を毎日食べてます。人の噂も75日と言いますから、落ち着くには3か月かも?
マレーシアの友人は「マレーシアは安心安全」と言うけど、幸せの青い鳥はたぶんウチにいると(胸の中で)私は答えた…政治の世界を見るとちょっと不安ですけど。
大災害をきっかけに世界的にも持続可能な制度が再検討再構築されると良いのですが。
豊島先生のtwitterではじめて知りましたが、天声人語こんなの書いてるんですね しかしなんで鉱物にすがる世は悲しいのだろう。。。 銀貨金貨使ってたのはほんの一昔なのに・・・