亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

政局?

2005年07月06日 11時03分23秒 | 金市場
(10:50)朝見たTVで為替のコメントに「郵政法案否決で(ドル円)買いとの見通しが大勢を占めていた、しかし可決でも結果は買い。短観が良くても買い、結局なんでも買いになった」というのがあった。こういうコメントは参考になる。もっとも僅差の可決、大量造反、参院で予想される難航を読んでの“買い”ということもある。いずれにしても勢いのついている時は、その方向に行きたいということか。果たしてこの段階で政局がドル円を大きく押し上げるというのもなぁ。“グロソブ”で個人が地ならししたところへファンドからみの資金がヘッジやら何やらで入り、実需の売りを跳ね返したら勢いがついて、政局で背中をもう一押しということか。「どんなニュースが出ても、何でも買いになった」という言葉を頭に入れておこう。

ドル建て金価格の続落はパターンどおりのことで、425ドルを抵抗無く割れたことに意外感はあったが、そんなものかと。昨日のBloombergでは、レンジを尋ねられたので下値を2段階で416ドルとした。その前に421ドルというのがあるが、接近してきた。先週金曜日は相当投げているので、一気に整理がつくのは歓迎でしょう。でもこれがなかなか一気にとは行かない。
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