投資マネーがぐるぐる回っているとしたが、株式以外にも幅広く資金が入ってきている。人民元だ人民元だと騒いでいるうちに、原油がまた60ドル台に突っかけてきた。銅なども新高値に躍り出てきたのは、やはり投資マネーの動きで、下半期には需要が落ち着くとの読みからショート(空売り)を持っていた筋が、買戻しに掛かっているようだ。株式市場が景気の先行指標とするならば、その強調展開を無視できず慌てて手仕舞いに入っているといったところか。これで原油が再び新高値を取りに行ったとき、NY株は一休みという関係になりそうだが、果たしてどうなるか。
インド西部マハラシュトラ州で記録的な大雨。当初は雨が少ないと心配されていたと思ったら、大災害につながる雨。州都はムンバイだがムンバイの証券取引所が取引停止に追いやれるほどの規模とのこと。世界的に気象のおかしいのは今さらの話だが、米農務省は高温乾燥が続くイリノイ州を第一級の農業災害地域に指定したとのこと。これは穀物の価格に影響する話である。つまり余剰資金がグルグル回り金融市場が暑くなってきているときに、ベースメタルも原油もガソリンも穀物もとくれば、そりゃ金市場だって黙ってはいません、ということ。各方面にわたり色々問題はあるので、調子付いてきたなと思っていると、思わぬ材料の出現に足下をすくわれるというのはよくある話。そうしたリスクの存在を念頭に、それでも“流れに乗ってスイスイ”というのが今の足元の相場環境だね。「負け」は必ずあるわけで、勝ち負け差し引いてプラスに持っていければということ。昨夜の状況は百花繚乱といったところか。それでもドル円は動かない。動かないということは、次に動き出したら目立つよということか。
インド西部マハラシュトラ州で記録的な大雨。当初は雨が少ないと心配されていたと思ったら、大災害につながる雨。州都はムンバイだがムンバイの証券取引所が取引停止に追いやれるほどの規模とのこと。世界的に気象のおかしいのは今さらの話だが、米農務省は高温乾燥が続くイリノイ州を第一級の農業災害地域に指定したとのこと。これは穀物の価格に影響する話である。つまり余剰資金がグルグル回り金融市場が暑くなってきているときに、ベースメタルも原油もガソリンも穀物もとくれば、そりゃ金市場だって黙ってはいません、ということ。各方面にわたり色々問題はあるので、調子付いてきたなと思っていると、思わぬ材料の出現に足下をすくわれるというのはよくある話。そうしたリスクの存在を念頭に、それでも“流れに乗ってスイスイ”というのが今の足元の相場環境だね。「負け」は必ずあるわけで、勝ち負け差し引いてプラスに持っていければということ。昨夜の状況は百花繚乱といったところか。それでもドル円は動かない。動かないということは、次に動き出したら目立つよということか。