週明け20日の取引も一言で表して供給不安(ちと大袈裟だが)を囃すプラチナの値動きに先導されるような展開。・・・・というのも20、21日と主要な経済指標の発表がないこともある。一番反応したのは出遅れていたシルバーで、ファンドのショートカバーに約3%の大幅上昇となった。この値動きの荒さはシルバー特有のもの。
プラチナの場合200日移動平均線が1500ドルのところに位置しており、突破すればテクニカル上、もう一段上がありそうだが、大勢的にはこのプラチナの上げは金における地政学的リスクに対する反応に似ていて、時間の経過とともに相場はどんどん要素および環境を織り込んでいく。ロンミンの鉱山労働者2万8000人の3分の1が職場復帰したものの、まだ再開というわけにはいかないらしいが、この程度で終わればやや供給過剰とされる状態の解消にはならないと見られる。
プラチナの場合200日移動平均線が1500ドルのところに位置しており、突破すればテクニカル上、もう一段上がありそうだが、大勢的にはこのプラチナの上げは金における地政学的リスクに対する反応に似ていて、時間の経過とともに相場はどんどん要素および環境を織り込んでいく。ロンミンの鉱山労働者2万8000人の3分の1が職場復帰したものの、まだ再開というわけにはいかないらしいが、この程度で終わればやや供給過剰とされる状態の解消にはならないと見られる。