EU(欧州連合)の統計局にあたるユーロスタットが発表した09年のギリシャの財政赤字の規模が同国の見積もりのGDP比12.7%を上回る13.6%になったことから、またまたまたギリシャ債が売られることに。5年債のCDS(保証料)は最高水準の5.5%に。1000万ドルの保証に55万ドル必要。例によってドイツ国債との利回りも開いている。ユーロが売られ、金にも売りものが。
今夜は米3月の中古住宅販売件数の発表がこの後日本時間の23時にある。昨年末にかけての急回復から12月が一転16.7%もの落ち込みとなり、その後は横ばい。前回2月の速報値が年率換算502万件。今回の予想は530万件だが、果たして。まだ3月はFRBがMBS(住宅ローン担保証券)の買い取りをやっていたし、初回取得の減税も有効ゆえに波乱はなしか。住宅価格の下落で、いまや資産価値がローンの残債を下回っている契約者も多く、米国のことゆえどうしても返済意欲が落ちるであろうと思っていた。もともと「絶対値上がりする」というかつての日本における「不動産神話」並みの風潮も広がっていたし。・・・・で最近目にしたレポートでは、やはりそのようで、「戦略的デフォルト」なる言葉まであるそうな。返済能力があるにもかかわらず、所有物件の値下がりが目立つ場合は意図的に返済を止め、物件を差し出すというもの。日本では認められないノンリコースの米国ならでは。こうして差し出された物件が増えると銀行は困るわけ。
さてデータの結果はどうなるか。
今夜は米3月の中古住宅販売件数の発表がこの後日本時間の23時にある。昨年末にかけての急回復から12月が一転16.7%もの落ち込みとなり、その後は横ばい。前回2月の速報値が年率換算502万件。今回の予想は530万件だが、果たして。まだ3月はFRBがMBS(住宅ローン担保証券)の買い取りをやっていたし、初回取得の減税も有効ゆえに波乱はなしか。住宅価格の下落で、いまや資産価値がローンの残債を下回っている契約者も多く、米国のことゆえどうしても返済意欲が落ちるであろうと思っていた。もともと「絶対値上がりする」というかつての日本における「不動産神話」並みの風潮も広がっていたし。・・・・で最近目にしたレポートでは、やはりそのようで、「戦略的デフォルト」なる言葉まであるそうな。返済能力があるにもかかわらず、所有物件の値下がりが目立つ場合は意図的に返済を止め、物件を差し出すというもの。日本では認められないノンリコースの米国ならでは。こうして差し出された物件が増えると銀行は困るわけ。
さてデータの結果はどうなるか。
ご承知のとおり、EUとIMFが支援することが金曜日の夜に決まりましたが・・?
S氏のコラムを読んで見ると本当にドイツなどがギリシアを最後まで支援するか疑問に思えてきますね。
結局、ギリシアはデフォルトになり、IMFの管理下に入るのではないでしょうか?
ギリシアのようなある意味いい加減な国をドイツなどが最後まで支えるか疑問ですね。
アジア危機で日本は韓国を援助して全く感謝されず現在サムスン、LG電子などの反撃に苦しんでいることを思うと日本は甘い国ですね。
最もギリシアは韓国のように経済的驚異にはなりませんが・・・。
ギリシアのデフォルトがあるとすればユーロ安、円高、金急落はありませんかね?
ギリシアの問題はGS,ポールソンのせい?
歳入が40兆円弱、それなのに歳出は90兆円を超える予算を議会で通し、国債を出し、借金をどんどんふやしているのが日本の「お上」(役人と政治家)のここ10年来の実態です。
日本の借金は2010年末に973兆円に達する見込みで、GDPの2年分以上に当ります。どう、がんばっても返せないでしょう。
しかもまだお上は、これからもふやそうとしているのです。
これはここ10年来の政治家と役人が役割に忠実でないということです。気になることです。
日本の国家破綻は早ければ来年中に来る可能性があります。
最近のジンバブエをちょっと調べてみてください。破綻した国です。2008年7月1ヵ月でインフレ率が2億3,100万%になり、100兆ジンバブエドル札がお目見えしました。
米国の借金総額はGDPの1倍くらい。ギリシャのような半分破綻した国でもいまGDPの1.24倍、日本のように今年中に2.27倍、2014年に2.45倍になるなんて、とんでもない国は世界で日本だけです。
その日本の国債の金利が上りはじめ、買い手が減って来ました。当然でしょう。郵貯は、その80%を国債を買って運営していますが、やむを得ず1,000万円の預け入れ限度額を2,000万円にして、また国債を買うつもりでしょう。他に郵貯というのは、生きる方法がないとも思えます。担当者は経営ということが分らない人々と思えてなりません。
しかし郵貯預金でさらに国債買いを実行するとどうなるか。
最近、財政危機に陥ったギリシャ、韓国、アルゼンチンをはじめ、第一次世界大戦後のドイツなどをちょっと調べてみてください。「大変だ」ということが、だれにでも分ります。
日本も敗戦後、猛インフレでした。預金封鎖も行なわれました。中高生だった私はこれらの経験者です。なぜ立ち直れたか考えてみてください。
私は大学の卒論に第一次世界大戦に負けたドイツを書こうとして教授にとめられ、やむを得ず「経済外強制と封建性」に変えたので、ドイツでなぜナチが出現し、ヒットラーが出て来たかをよく知っています。
多分、若い年代で、よく考え実行力のある人がいるなら「ヒットラーのようになっていまのお上を一掃してやりたい」と思いかねないでしょう。
最近は民主党政治のいいかげんさに私もうんざりしています。大事なことが決められません。
私はここ数年間、民主党に選挙のたびに投票して、すっかり裏切られた感じです。
第一次世界大戦に負けたドイツは、年間歳出(国の歳入の大半)と同額の賠償金を払いつづけることを約束させられたのです。
仕方がないから公債を大量に発行して中央銀行に買い取らせました。中央銀行は毎日10京マルクをはるかに超える紙幣を印刷しても足らなかったのです。
戦前や戦中、1マルクで変えたものが1930年には1兆5,000万マルクぐらいになったのです。特に食品は朝1,000マルクだったパンが夜には10万マルクというような値上がりだったのです。いま日本が下手すれば近々にこのようになろうとしています。
ところが「お上」は、一向に気づかないようです。
もちろん日本だけでなく米国、イギリスなどもピンチです。
ギリシャ、スペイン、ポルトガル、アイルランドなどはいつつぶれてもおかしくありません。中国も四苦八苦です。ユーロは超あぶない通貨です。
一見、円安気味で株価が日経平均11,000円をこえました。といってそんなことで喜んでいる場合でないのです。マクロでは世界経済はどんどん悪くなっています。
ともかくデリバティブでここ1-2年に世界中で損をした4-5京円がこれからわれわれ人類の上におおいかぶさってくるのです。
「隠した不良債権は絶対に消えない」という資本主義の鉄則をぜひ日本人に思い出してほしいのです。
ともかく「お上」と「金融機関人」の意識をいますぐ変えないと、日本は救われない可能性が非常に高いでしょう。これは大変なことです。
それらがムリだとしたら、われわれは自分で自分を守る方法を考えざるをえないことになります。これが危惧で終ればよいのですが、そうはいかない可能性が高すぎるようです。
以上がマクロにみた控えめに言った、いまの日本経済の真実です。
読者の皆さんも充分これらのことに気をつけて、日々正しく生きてください。
ともかく、政府や役人、銀行にたよりきるのはやめた方がよいようです。いまのところ、そんなにたよりになりません
今回はみんなで、小波で一時的に下げないかなぁって、期待してるわけ。
だから、しばらくは金は下がったら買いだね。
今のところ期待はずれですね。
さて、この先どうなりますか?
中国の金融引締めなどにも期待しています。
2パーセント上昇すれば、お陀仏ではないか?
さて、どうなるだろうか?
1 ギリシアなどユーロ問題
2 元の切上げ(今日の手形の件?で当分
ない?)
3 オバマの金融規制法案問題
4 ポールソンがGSに連座して手持ちの金を
大量に換金売りする?
5 普天間で内閣総辞職
5だけは円安要因か?円安、株安、債券安の日 本売りも?
さてどうなる?
他にも事件、問題発生も?
5~10㎏売り買いしていますよぉ~
「めんどくさい」では農業はできません!何のこっちゃ?
リーマンのときは金はかなり下がった。
今回も同じことが起こるとすれば金はいったん売りか?
豊島さんは解約ラッシュは起こらないと予想してるが・・?
田中貴金属まで行くのめんどくさいな。
冷たい雨降ってるしな。
ポルトガルにも広がりを見せ始めているがスペインは大国でありスペインまでおかしくなれば影響はかなり大きい。
PIGSプラス東欧、英国・・と欧州は火薬庫も様相だ。
欧州、米国、日本と全部駄目だがユーロ<ドル<円ということで円買いが続けばこれまた日本の金投資家には厳しい。
まあ、円建てもドル建ても金価格は冴えない展開だが、ドル建て金価格が通貨(ドル高ユーロ安)の呪縛から解放される兆候もある。
加えて円高も円安にトレンド転換する兆候もある。
目先は元の切上げがマイナス要因だが市場はかなり織り込んだと言えなくもない。