亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

インドの水危機

2009年07月31日 23時42分27秒 | トピック
一泊2日で和歌山へ行って22時半ころ帰りついた。帰りの機内でみた録画のNHKニュースは四国地方の梅雨明けを報じていたが、近畿はまだ宣言は出ていない。昨日の午前の飛行機で行ったが、早朝は豪雨だったようで湿度が高くいかにも空気が重い。ところが夕刻になるにしたがいドンドン雲が切れ、ついに快晴状態。空が碧い碧い。気持ちが良かった。それで月夜だったが、見れば月の周りに環っかが。夜半に寝ようとして明かりを落としたら外が明滅していたので遠くで稲光だろうと思っているうちに寝てしまって気がついたら激しい雨の音。早朝4時だった。目まぐるしいのだ。

東京も梅雨明け宣言はしたものの、その後も梅雨そのもの。いやいや「梅雨明け宣言」ではなく「梅雨が明けたと思われる」宣言だった。羽田で外に出て涼しいので驚いた。いまや不安定な気候は珍しいことではないが、それでもスッキリとした青空を拝みたい・・・と思っているうちに8月に入る。

気象といえば今年はインドでもモンスーンが遅れており地域によっては水不足が深刻化しているとWSJだったか?今週初めだか先週末位に読んだ。それで砂糖の値段が急騰しているとか。インドでは農業はGDPの17%程度だが、人口の60%以上が農業あるいは関連産業に従事しているとされる。インドの金需要はこの農村部に根深く残る婚礼需要がコアになっているので以前はモンスーンの状態が収穫を左右し、ひいては金需要に影響を与えるとされた時代もあった。これも読んだのだが、インドでは地下水脈を水源としているところも多いようで、最近ではその水源がどんどん深くなっているらしい。どんどん深い井戸を掘るのだが、水位は下がりさらに深く掘るというイタチごっこ状態らしい。異常気象のせいなのだろうか、今年はムンバイなど複数の都市が水の配給性を敷いているとのこと。長期的には水危機の発生は避けられないとのことで、この面でもインフラ整備が求められているとのこと。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あのカルパースも | トップ | お知らせ »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
天候 (原 秀幸)
2009-08-01 02:17:51
連想ゲーム
天候と言えば、天候相場、インドとつなげれば、粗糖。
粗糖はまだまだ上がる見通しです。天井を打った感じがまるでしません。
粗糖と金の関係、、、鞘は見ていませんが、確認したら、取り組んでみたいと思います。
返信する
粗糖とは意外な… (さとうにしき)
2009-08-03 00:03:54
ワタシはインドに行ってきたクセに、そこまでは目が行き届いていませんでした。

粗糖なら、中国の粗糖実需の増加も見放せませんね。

ワタシ『さとうにしき』なので、甘い食べものでイイ夢見たいものです。
返信する
崖っぷちか?持ち合いか? (いつも拝見しております)
2009-08-03 00:17:00
ノーポジで良かったなと思いつつも週明けどうしようか迷ってます。
今週は荒れるのか?それともレンジか?の判断によっては明暗を分けるように思えます。
流動性が勝つのか?グローバルデフレに陥るのか?なんてテーマもあります。

やりにくいので、夏休みかな?う~む・・・
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

トピック」カテゴリの最新記事