亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

スマホ「ギャラクシー」、日本の貿易赤字

2012年06月20日 15時43分25秒 | 金融市場の話題
遅ればせながらスマートホンを買おうと思っている。仕事柄ということもあるが、まだ携帯ですか?と問われたことも多いが、現在使っている携帯がスマートフォン並みの機能を備えていることもあり、細部はともかくとしてさほど不便は感じなかった。むしろ、十分すぎるほどの機能を十分使いこなしていないといった方が適切だろう。それでもやはり違う。情報を簡便に取るのには、替えた方がよろしかろうと。もともと、お財布ケータイ機能が気に入っており、これまで当然機種も限られた。出始めのころのスマートフォンはそもそも対応していなかった。

ちょうど契約しているドコモが新しいモデルを出すとのことだったので、バッテリー容量の改善などもあり、いい機会だと。現時点では予約ということだが、機種はサムスン「ギャラクシー」。改めて考えてみれば日本メーカー以外のものを使う機会が増えてきた。iフォン、iパッドなど世界中を席巻した人気商品のヒットもあるが、この間の円高もあって車も外車がずいぶん増えたというのも実感としてある。

なぜこんなことを書くのかというと、今朝発表された5月の貿易統計速報に関連するニュースを見てのこと。結果は、このところの傾向で原子力発電所の代替として火力発電所の稼働が増え高水準の燃料輸入から赤字継続。もともと季節性から輸出が減るとしても5月としては過去最大の9073億円の赤字というもの。赤字は3ヵ月連続。

赤字は燃料輸入以外にユーロ圏などの景気の落ち込みもあるが、自動車・航空機といった輸送機器関連や電気機器類、通信関係などの輸入が伸びていることもあると。これまで日本が得意としていた分野の商品の選択に際し、国内消費者が円高もあり海外製品を選ぶ傾向が見られ、こうした流れが今後どうなるか、つまり構造変化につながるのか否かということが注目点になりそうだ。海外製品の品質が向上したという点も円高以外にあるのは間違いなかろう。

為替といえば、G20後の記者会見でオバマ大統領が「通貨を過小評価させるための市場介入をすべきではないことでG20が合意した」としたと。念頭にあるのは中国というのは、誰もが思いつくことだが、いまの環境からして日本は問題外、介入はOKということもなかろう。

さてさて午前1時半に声明文。同じく3時15分からバーナンキ議長記者会見。その前に今夜は、中野サンプラザで自前のセミナーの運営。

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3 コメント

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Unknown (ささやか)
2012-06-21 05:46:07
アメリカは自国の金融政策自体で為替介入効果があるのではないか?と時々思うのですが…
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そのとおりです ()
2012-06-21 22:02:28
環境によりますが、量的緩和はドル安政策的な側面も併せ持っていました。
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テレビCM (ささやか)
2012-06-24 06:18:05
レス有難うございました。

最近「リ・タナカ」なる金売り推奨CMがなくなりました。変わって昔懐かしい「金銀積み立て・コツコツ」の金買い推奨CMが再登場。
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