下院金融サービス委員会でのバーナンキ議長の証言。必要あらば追加的緩和策も・・・に金市場は反応ということだが、前日の議事録もあり2段ロケットに点火というイメージとなる。
まず前日公開された6月のFOMC(連邦公開市場委員会)議事録の内容。昨日取り上げたように数名のメンバーが、経済の動向次第で追加の金融刺激策を検討する必要があるかもしれないとしていたこと。FOMC当日のバーナンキ議長の記者会見の際に、そこまでの表現はなかった。そのギャップを埋める形で12日の取引で13.10ドル高と終値ベースでの高値更新。
13日の年に2回、下院金融サービス委員会での証言では、「デフレリスクが再び浮上する可能性は残っており、それは追加の政策支援が必要なことを示唆している」と「QEⅢ」を前面に出したことから、2段ロケット点火で史上最高値更新へ。市場参加者の多くは、QEⅢは難しかろうという見方だったゆえに反応度は高かった。
以前書いたがバーナンキは政治色の強い議長といえる。
結果的に7連騰はまさにコノ銘柄(つまり金、ね)ならではということ。1600ドルに接近した足元の水準は、高値であり警戒感は強い。だからジリ高だし、したがって天井を打たない。
常に拮抗した相場観の中での新値更新ゆえに、シルバーのようにone wayの過熱相場が起きにくい。そんな金だが、いずれ足は速くなる。今はまだその時ではない。まずはHello 1600s.先導役はNYコメックスを主戦場とするファンド。彼らはいつも水先案内人。したがって、その高値は不安定。
真夏の東京。連日の熱帯夜。しかし夜明けは、少しホッとする時間帯。本日東京の夜明け。今朝はこの後、なでしこJapanの後半を見ていた。
確かに7連騰で高値警戒感は強そう。でもドルとユーロが勝手に崩れて行ってる訳だから、高値更新もやむなし。日本に住んでたら東北大震災もあり貿易収支なども赤字になる中でそんなに円高になるのかなあ?
というのが実感です。本日の先生のコメントで「いずれ足が速くなる」はどのようにして実現するのでしょうか?楽しみに待ってます。
まだまだ 逆張り対応ですか。。。
>バーナンキは政治色の強い議長
多分やり過ぎると言うお話ですね
金も銅も油も、相場のことなど忘れて飛んでいきたくなります。
先生お使いのカメラは一眼でしょうか?
いつも見ていて和みます。
今朝はズームを利かせすぎてやや失敗。