本日は午前から名古屋日帰り。昨夜は11時半ころ眠り、いったん2時半に起き出しレートチェック。ちょうど金価格も動き出したところだった。その後4時頃から少し寝て、また起き出すという変則的なことをやったので、行きの新幹線の中である資料を読もうと思っていたのだが、読んでいると眠くなって困った。
さて現在22時15分だが、この時間に金価格は史上最高値を更新している。1580ドルも突破。バーナンキ議会証言はまだ始まっていないので、その発言内容を映したものではない。ユーロ建て金価格は、一足先に一昨日、史上最高値を更新していた。ドル建ても、報道にあったと思うが昨日段階でNYコメックスの終値ベースで史上最高値を更新していたが、ザラバ高値の更新迄は至っていなかった。これで名実ともに突破。やはり今回は1550ドル突破から新値まで早かった。先日今回の下げがコメックス主導の下げにつき、良性の下げとしたが、12日にETF「SPDRゴールド・シェア」が20トン程増えたのが目についた。ユーロ圏でのイタリア騒動が機関投資家の国債からの資金移動を促したものだろう。
さて、FOMCのminutes(議事録)の“the [FOMC] might have to consider providing additional monetary policy stimulus, especially if economic growth remained too slow to meaningfully reduce the unemployment rate in the medium run. 経済の動向次第では、追加の刺激策を検討する必要があるかもしれない。とくに中期的に十分に失業率を下げられないほど経済成長のペースが遅い場合にはその可能性は高い”という文言に金市場は反応したとされる。
その通りだが、FOMC当日の記者会見では、その様な内容をバーナンキ議長も語っていたが、ここまではっきりした表現ではなかったと記憶している。おそらく諸所の事情から抑え気味にしたのか?正直いって当方は、そのFOMC後の記者会見の内容を受け6月中にでも高値を更新するのではないかと踏み、事前に日本証券新聞の連載コラムにそういった内容の一文を寄稿していた。3週間ほど前のこと。セミナーでもそう語ったのは、参加された方は記憶されていることだろう。結果的に遅ればせながら「議事録」に反応した。
昨夜・・・というか今朝がた展開を見ていて思ったのは、中国がユーロ圏の危機に対し、資金供給をする旨の発言をしているとの報道があり、これも金価格にはプラスだろうなということだった。流動性危機的な金融のショック状態を恐れるファンドは、短期的観点から金をリスク資産と見なすので、外貨準備が優に3兆ドルを超える中国が、そのプレゼンスを高めるためとはいえ、追加資金を投じるのは(すでに投じている)安定化に寄与することから、プラスだろうという判断。少しややこしいが、金にとっては諸刃ではあるけれど。そういえば、ムーディーズのアイルランド債格下げという話もあった。
国内価格はドル円の動きに翻弄される展開。それでもドル建て価格の上昇率が勝るのではないか。さて、これからバーナンキ議長の議会証言が始まる予定。
売る必要に迫られなければ、一生売らないこと。
それが、ゆとりの有る安心な人生なのです。
これからの世界は、人口は激増し、金融は揺らぎ、厳しい時代に突入するしかないのです。
ここのところ野球は面白いし、夏はスノーケリングに入れ込むのですっかり相場にご無沙汰で、たまにチャート見てびっくりです。
ha○akoさん?
金○金を買った・・・
ではおせわになりました。
虎ファンですが、じつは小川シンパでもありまする。お手柔らかに。