さて本日のNY市場はレーバーデイで休日だが、7月4日に始まる夏休み期間は一区切りといったところ。動きが出そうだと8月27日に書いたが、“織り込んではいたものの”イランに絡んでやはり打診買いは入った。ただそこは打診であって、夏休みモードは続いていたが名実ともに9月入りということで、これで動き易くなる。ポジション整理はとうに終わっているので材料待ちといったところ。先週末の市場全般の動きをみてもメタル関係は、ショート(空売り)の手仕舞い(買い)が目立っている。13%以上もの金利が魅力のアイスランド、クローネ(年前半は下げで話題になっていた)がこのところ買われたりと国境を越えた金融の動きもポツポツ目立ってきた。分野は異なるが、先日取り上げたインドの農業部門は今年も好調で、政府のテコ入れによる近代化策も後押ししていると伝えられている(天候要因が大きいのは言うまでもないが)。インドの需要という面で金市場にとってはジミ~~~~ィ(地味)だが、効きますよ、これは。まぁ、そのうち答えが出るでしょう。
先週は金ETF(上場投信)のアメリカン証取上場分を含めてデータをまとめたが、こちらも最近はジミだが、着実に残高を増やしている。年始の26年ぶりの新値追いの環境を(外部から見れば果敢に、内から言えば当然のように)買い進んだものが、6月の急落時にもまったく動ずることなく、その後も漸増を続けている。すなわち少しずつ現物が吸い上げられていることを示す。いずれにしても今はジミなのだ。Slow but steady ということ。
先週は金ETF(上場投信)のアメリカン証取上場分を含めてデータをまとめたが、こちらも最近はジミだが、着実に残高を増やしている。年始の26年ぶりの新値追いの環境を(外部から見れば果敢に、内から言えば当然のように)買い進んだものが、6月の急落時にもまったく動ずることなく、その後も漸増を続けている。すなわち少しずつ現物が吸い上げられていることを示す。いずれにしても今はジミなのだ。Slow but steady ということ。
いつもブログを楽しく読ませていただいてます。
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ところで投資小僧さま、
最近のコメント欄への書き込み、非常に興味深いです。
金投資に関して、短期的にも悲観論をあまり目にすることがないため興味深いです。
相場の変動を円運動や粒子の波動性と同一視するのは乱暴な気がしますが、市場のような複雑系においてもそれを支配する大きな法則性が存在することは、最近の構造物理学等の研究成果からも信憑性が増してきているところです。自己相似のモデルからも「相場も歴史も過去の繰り返し」というのは素直に受け取れるアイデアであり、それを分析する蓋然性の高い手法があるのであれば凄い成果だと思います。
是非ご自身のブログを開設して、投資小僧さまの市場分析を公開されてはいかがでしょうか。ここにコメントされてるの内容は亀井先生のエントリー内容とは関係ないものが多いようなので、独自の情報発信の場を作られた方が情報の受け手としても受け取りやすいです。
ここ(gooブログ)をはじめ、どこでもブログは無料で簡単に開設できますよね。
もし、既に開設されているのでしたら、その場所を教えてくださいませんでしょうか。
私は投資についてはズブの素人ですが、金には興味があり亀井先生のブログを毎日読んでいます。
このところの投資小僧さんのコメント、とても気になります。 以前「ありのまま」さんもコメントされていましたが、亀井先生のブログの軒先を占有してまでコメントしたいことがあるのでしたら、「torux」さんもおっしゃってるように、ご自身のブログを開設されて、そちらで相場観なりを披露されてはいかがでしょうか。
そろそろ。。。願いたいです。
「軒先を占有しているように感じました」という「ありのまま」さんの表現に同感したので、このように書きましたが、けっして「ありのまま」さんが「軒先を占有してまで」とおっしゃったわけではありません。 言葉足らずで大変失礼しました。
言葉は難しい。。。