またまた出たファニー・メイ、フレディ・マック問題。7月に財務省が全面に出て、その場を繕った米政府系住宅金融公社の経営危機問題への対応策発表は、両機関の発行する債券(機関債あるいはエージェンシー債)を大量保有する中国からのプレッシャーに突き動かされたものだったとの見方が固まっている(日本も、同じような金額を保有)。
財務省の前の石段にデスクをあつらえて会見に臨んだ(背後に強固な建造物を見せる効果)ポールソン財務長官の思惑も、1ヵ月余りで色あせようとしているというのが18日のNY株安だった。ウォールストリート・ジャーナルによると控え目に見積もって50億ドルほど必要と見られる増資の規模に対し、フレディの18日終値での時価総額は28億ドル、ファニーのそれは66億ドル。株価はそれぞれ4.29ドルと6.15ドル。この状況でこれだけの規模の普通株の発行など引き受ける人はいないだろうし、いなければ政府(財務省)という話。その発行は既存の株式の価値を希薄化する・・・。容易ではないのだ。
こうした状況下でも買われるドルや売られる金には・・・・否、金を含む商品市場には、ドルの戻りという材料以上に、単なるファンドの手仕舞いというよりもオフ・バランス下にあった「ヘッジ・ファンドの清算」にともなった強制手仕舞いの動きがあったのではないかと思われる。とすれば、大波は過ぎ去ったことになり、
株式投資などで使われる「リターン・リバーサル」が見られることになるのだが。
財務省の前の石段にデスクをあつらえて会見に臨んだ(背後に強固な建造物を見せる効果)ポールソン財務長官の思惑も、1ヵ月余りで色あせようとしているというのが18日のNY株安だった。ウォールストリート・ジャーナルによると控え目に見積もって50億ドルほど必要と見られる増資の規模に対し、フレディの18日終値での時価総額は28億ドル、ファニーのそれは66億ドル。株価はそれぞれ4.29ドルと6.15ドル。この状況でこれだけの規模の普通株の発行など引き受ける人はいないだろうし、いなければ政府(財務省)という話。その発行は既存の株式の価値を希薄化する・・・。容易ではないのだ。
こうした状況下でも買われるドルや売られる金には・・・・否、金を含む商品市場には、ドルの戻りという材料以上に、単なるファンドの手仕舞いというよりもオフ・バランス下にあった「ヘッジ・ファンドの清算」にともなった強制手仕舞いの動きがあったのではないかと思われる。とすれば、大波は過ぎ去ったことになり、
株式投資などで使われる「リターン・リバーサル」が見られることになるのだが。
金融資本主義の終焉?
商品安は、ドル暴落という津波の前の退潮現象でしょうか。
あるいはゲリラ雷雨を控えた蒸し暑さ…
o(^-^)o(*^_^*)ヽ(´▽`)/
このサイト、割とイケてる!!
ドル・金の相関も判りやすかったし…。
春の暴落時も、他の投稿者の皆さん、ワタシの事色々非難してたけど、金がまださらに下がるんじやないかと感じ、今まで、何もせずヤリ過ごしたけど、正解でした。
これからまた、株式や商品市場にまたお金が戻って来るはずです(それも、今まで以上にとてつもない額で)(少なくともこんなに安くなったら、中国・インド・トルコあたりが金の実物買いに来そう)
早速、何かしてみよ
あの、という事は今が金は買い時という事ですか?
底はまだ見えてないっぽいと思ったのですが、今がいい時という事になるのでしょうか?
確かに2800になった時は買った金額考えて少しどきどきしましたが・・・・
売らないで買った方がいい感じみたいですね。
買いたいのですが、資金がありません。
今、持っている「金」ほんのわずかですが、大切に 大切にします。
[K]先生、「コメント」のみなさん、毎日、拝見しています。今後ともよろしく!
先物はレバレッジを利かした取引ゆえ、そこに功罪が集約されますね。過去1カ月の値動きはまさに、それを浮き彫りにしました。難しいです。