現在は15日の22時50分だが、さきほど更新しようとしていたら突然の地震。最初は福島沖の揺れが伝わって来たものと思っていたら、どうも様子が違い、急に揺れが大きくなった。静岡東部が震源地とのこと。富士宮で震度6強と報じている。このところ寝不足気味。今朝も揺れで目が覚め震源地を見ようとTVを点けたら、そのまま原発のニュースになり、見始めて間もなく我らが首相が登場して朝早くから東電に乗り込むとのことだった・・・・・・で、結局5時頃からずっとTVを見てしまった。
さて本日は日本株の暴落。引け1015.34円安は過去3番目の下げ幅とのこと。福島原発事故の経過が株価の振れを大きくした。後場はシンガポールの先物が8000円割れと見て、ナヌ!!という感じだったが、時々見ている銘柄をチエックしたなら下げ率に驚いた。正直に書いて3銘柄ほど買いを入れてみた。2銘柄は指値で、1銘柄は成り行きで入れた。買えねば買えないでヨロシ・・・というスタンスで指したが入った。たまたま時間帯が良かったのだろう、比較的安値で成立して、後で見たら、うち1銘柄の引値は前日比変らずの±0となっていた。ほぉ・・・。
週初めの午前中に某紙の記者氏から電話あり。今回の大地震を受けての市場全般についての話。
中国にGDPで抜かれて3位となったとはいえ、日本経済は大きな存在。そこで起きた今回の大震災による経済活動の停滞は世界経済への影響も大きく、欧米の金融当局の政策日程あるいは方針に変更を余儀なくする可能性アリと話した。その面で、国際金融市場にとって北アフリカ・中東情勢と同じく“俄かに”そして“予想外に”登場した新たな“変数”といえるとした。
立ち直り掛けて未だヨロヨロ状態の世界経済にとって、当座は阻害要因であることは否めず、したがってFRBについては緩和策の継続方向を固める要因になるのではないかと。こうした時にいつも思うのは、“歴史の綾”ということ。米国にしても形振(なりふ)り構わぬバーナンキ流がようやく功を奏し、やや明るさが見えたおりに現れた試練。大きなジャパン・ファクターが屈折点となって、流れに影響を与えることになる。川の流れは絶えずして・・・・・結局は何かのウタカタの発生という結末か。
日本株暴落で世界同時株安の様相。NY株まで寄りから300ドル近く売られていた。金は、いまこの時間、怯えたファンドの一群が投げを持ち、最近の地震のように連鎖的にプレートを刺激し揺さぶりながら次の揺れを起こし、という感じ。しかし、岩盤はすでに1300ドル台までせり上がっており、それほど深くないと思われるのだが。
1 チェルノブイリの処理をした一人である東大の元教授は
「チェルノブイリとはレベルが違う。チェ・は核分裂が続いていて起きた。福島は停止している。とにかく冷やせば時の経過とともに終わる」こういう楽観論。
2 京大の悲観論者の教授は終始一貫「深刻だ。多くの原子炉でトラブルが発生していることだけでも他とは異なり危機的だ。容器の底が抜け、再臨界したら日本列島全体に汚染が広がり、そのダメージは想像を絶する」
どちらなの?
しかしわたしも含めて、多くの経済人は原発の技術的なことに通じておらず、何となく日本の技術は世界一だから大丈夫だろうと、たかをくくってきました。でも原発の現場労働者だった方で、こういう人がいます。これをお読みになって、皆さんどうお考えになるのでしょうか。よかったら感想をお聞かせ下さい。
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html
ってゆうより自分が無関心すぎました。
私はこれから死ぬまで反原発の立場を通したいと思います。
我々は多くの人達の血と汗と涙の結晶の上に築かれた文化的で快適な社会に住んでいます。
それは原発に限りません。多くの人達のお陰なのです。ことに放射能という取り扱いが極めて難しいものでも同じです。
問題は原発に代わるものがあるかどうかだと思います。今のところ、あるいは将来はどんな選択肢があるかの問題です。
それにしても今回の事故からは多くのものを学び、改善策を施す必要はあると思います。
想定の範囲外という言葉は、想定者が愚かなのか、さぎかのどちらかです。おそらく原発の場合は両方だと思いますが。
スターウォーズ3部作の2つはたった1機の戦闘機による原子炉爆破で終わっています。
攻撃するほうはめでたし々でも、攻撃される方はたまったものではない。
ろくに管理できないものをぼこぼこ造るものではありません。